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模型で比べるフォード(7) 1950年代 [car model]

プラキットを中心にフォード車の変遷を見てきているわけですが,50年代に入ると車種が増えてきます.それまでの米国フォードの乗用車はキャビン形状やグレードの違いだけで基本的に単一車種であったわけです.いままでたどってきた車種はWikipediaでフルサイズフォードとして扱われており,世代分類がされています.
幸いにも今まですべての世代を模型でカバーしていくことができました.
第1世代(1908-1927) Model T: (1)T型 
第2世代(1927-1931) Model A: (2)A型
第3世代(1932-1934): (3)’32年型
第4世代(1935-1936): (4)’34-‘36年型
第6世代(1941-1948),第7世代(1949-1951): (6)’41-‘49年型 戦時を経て側面が平らな箱型へ 
この世代分類に従い,今回は第8世代(1952-1954),第9世代(1955-1956),第10世代(1957-1959)を取り上げます.
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これが3世代にわたる1950年代フォードの1/25キットです.モデルチェンジがめまぐるしい時代が始まりました.
 
【1952-1954モデル 唯一我が家のフォード車)】
この世代の特徴としてフロントガラスが1枚になりました.またグレードがCrestline, Customline, Mainlineに分けられ,ハードトップ仕様がVictoriaと名付けられています.また1954年からエンジンがようやくフラットヘッドからOHVに替わりました.
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1953 Victoriaは比較的新しいLindbergのキットです.最近Convertible仕様がAMTから出ましたが,同じモールドではないかと思われます.模型の出来としてフロントのグラスエリアの形状が気に入らない(上部が降りすぎている)のですが,そんな細かいことが気になるのは我が家で1年乗った車だったからです.
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父と弟の3人でフォードの前にたっています.トリムでわかるように1954年型Crestline Victoriaです.1960年に家族で米国に滞在した折,乗っていたなつかしい車です.当時日本で乗っていれば高級車の部類だったかもしれませんが,車が必需品だった現地で手にした中古の実用車でした.モデルチェンジが目まぐるしく4灯式のフラットな車が登場しつつある時代,6年落ちの中古車はすでに古く感じられました.
 
【1955-1956モデル】
フロントガラスの開口部が横に広がりました.高級仕様はFairlaneと呼ばれ,2トーン塗装が加わりました.またフルサイズとは別にパーソナルクーペとしてThunderbirdが登場しています.
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AMTの1956年型キットです.1965年に発売した当初と同じ箱絵の復刻パッケージです.1967年に購入して組み立てました.
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当時緑系のツートーンで仕上げました.残してある当時の説明書は色鉛筆で着色してありました.前輪操舵,ドア開閉モデルです.
 
【1957-1959モデル 第10世代】
車体はさらに大きくなります.また後部をピックアップにしたRancheroが登場します.1958年モデルからは各社申し合わせたように前照灯が4灯になります. この'57年型は久しぶりにシボレーを抜いてトップセラーに返り咲いたとのことです.
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AMTの1957Fairlane 500のキットです.’56型キットに先駆け 1963年に発売されました.’56型と同じくAMTとしては珍しい前輪操舵でドアは開閉します. 
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1966年に組んだ当時の説明書です.Customのほかにパテ盛りで大幅に改造するStylizedのオプションが加わり,キットにはパテのチューブまで入っていましたが,すでにコチコチに固まっていて使えませんでした.
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この世代の最終は1959年型で,Matchboxのモデルがありました.1958年から4灯式になるのですが,'59年型でライバルのシボレーはグリルとヘッドライトが横一列に並ぶスタイルに生まれ変わったので,デザイン的には一歩遅れました.
 
【比較】
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左から’49, ’53, ’56, ’57, 2ドアモデルを並べました.
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‘57で車体が大きくなっているのがわかります.
 
【旧車キットの時代はここまで】
各世代を模型で比べてきましたが,ここまでのキットはいわゆる旧車キットでした.旧車キットは圧倒的にフルサイズフォードで占められています.AMT, Jo-Hanなどのプロモーションモデルメーカーがその派生品として新車モデルのキットを展開したのは1959年ごろからで,毎年のように実車の新モデルにあわせてつくられました.この新車キットの時代になってフルサイズフォードは数々のモデルに埋もれてしまい模型としては注目されなくなりました.
最後の60年代の話に移る前に50年代のピックアップトラックを次回取り上げます.


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模型で比べるフォード(6)’41-’49年型 戦時を経て側面が平らな箱型へ [car model]

【戦中型の1941年から48年まで】
1941年にモデルチェンジした後は第2次世界大戦に突入したため自動車メーカーは軍需工場となります.そのため1948年までの8年間は大規模なモデルチェンジが滞ります.この年代の模型は少ないのですが,比較的最近になりAMTとRevellからこの時代の始まりと終わりを担うウッディーワゴンが登場しました.またタミヤから米陸軍のスタッフカーが出ています.
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1/25モデルはAMTの’41 Woody (足回りがホットロッド仕様)とRevellの’48 Woodyです.手前の1/48モデルはタミヤのミリタリーキットU.S. Army Staff Carです.どこにもFordと書かれていませんが,1942年モデルです.
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AMTの’41年型(グレー)とRevellの’48年型(白)を比べるとほとんど同じボディだということがわかります.
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タミヤの’42年型です.’41では分散していたフロントグリルがこの時代から横に広がったデザインになったことが解ります. 地味な4ドアセダンはOスケールレイアウトにおいて1950年代前半までを演出するのに重宝すると思います.
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Woody wagonの比較です.‘28(A型),’41,’48を並べました.
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’48 woodyはHot Wheelsにもあります.これは通常のシリーズよりもはるかに精密な1/64モデルでエンジンも付いています.
 
【足回り一新,箱型になった1949年モデル】
ようやく戦後型の登場です.’49モデルのボディはshoeboxと呼ばれる側面に凹凸がない箱型に一新されました.セダンではノッチバック(3ボックス)とよばれるスタイルになります.外観だけではなくシャーシーも一新され,横置き板バネだったサスペンションが独立懸架に変わりました.エンジンはフラットヘッドのままです.
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AMTの1/25キットは2 door coupeです.これが市販仕様です.
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箱絵のトップはカスタムロッドです.このAMTのキットは初版が1962年に登場して以来今も復刻版が入手できます.
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すっきりとしたボディです.この車体は1952年型まで3年間続きます.
 
【比較】
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’40 (Sedan delivery), ’41 (Woody), ’48 (Woody), ’49 (Coupe)と並べてみました.フロントグリルが横に広がり,フェンダーとボンネットが一体化していく変化がわかります.
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クーペスタイルをAMTの1/25モデルで比較します.左から’25 (Model T), ’32, ’40, ‘49です.
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この四半世紀のあいだ,車体の変化には目を見張るものがあります.
 
次は50年代に入ります.


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模型で比べるフォード(5) '37-'40年型 流線形の時代' [car model]

1937年から1940年にかけてはフェンダーの曲線が強調され,ヘッドライトがフェンダーに埋め込まれました.その少し前,Chrysler Airflow(1934-37)という流線形の先駆けのようなモデルが登場し,流線形が流行った時代です.フォードとしてはグレードの多様化のため1938年にマーキュリーがリンカーンとの間を埋めるブランドとして登場しています.

 

【ダイキャストモデル】

まずは1/43モデルです.

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左が’37年形Cabriolet(この辺りからroadsterとは呼ばないようです)のホットロッド仕様でRoad Signatureの製品.右が’40年型Woody WagonでErtlの製品です.

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Hot Wheelでもたくさん出ていて左の2台は同じ’37 Custom Woody,右は’40 Woody Wagon.

 

【1937年型プラキット】

’37年型はなぜか1/25はなく,Monogramの1/24キットが多様なパッケージで出ています.ただし,どれも足回りはホットロッド仕様です.ヘッドライトカバーがフェンダーの曲面に合わせた変形になっているので前衛的な印象を受けます.

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これはペーパーモデルのドライヴインがついたセダンのキットです.

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1/24よりさらに大きいのではないかと思えるほどモデルのサイズが違います.

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さて一歩遅れたデザインとなるピックアップはRevellから1/25キットが出ています.まだヘッドライトがフェンダーから独立した旧式のスタイルです.キットは比較的新しいモールドでAMTに近い構造です.

 

【1940年型プラキット】

‘40年型は’32年型と同じように’60年代初頭からAMTで製品化されており,1/25では広く知られています.クーペ,セダン,パネルワゴンがあり,現在も継続的に再販されているロングランキットです.

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上は平べったい箱で再販された’40 Coupe,下は’40 Sedan Deliveryです.この’40のボディデザインは’39からですが,’40でヘッドライトがシールドビームになりました.

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’40 Sedan Deliveryと’40 Coupeのボディ比較です.クーペの方は初版を組んだことがあります.

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Monogramの1/24 Custom Pickupです.この年はピックアップのデザインが乗用車に追いついて同じデザインになっています.1/25キットと並べるとやはり大きいです.

 

【比較】

Monogramのキットはサイズが異なるので除外し,AMTのキットだけで車体比較をします.

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クーペボディは左から’32, ’34, ’36, ’40.年型.

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ピックアップボディは左から’28(A), ’34, 37年型です.

 

次は’41~’48を取り上げます.




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ウェブサイト移行 [その他]

ウェブサイトKarat Creek Model Designを1997年に開設して21年になりました.

当初はローカルプロバイダーのseapleのサービスを利用しました.しかし2015年に大手との統合によりサーバーを変更するというのでそれまで臨時に使っていたYahoo!ジオシティーズに移行しました.臨時のつもりだったので更新はほとんどしませんでしたが,そのまま保持していただいたジオシティーズのサービスには感謝しています.2015年にプロバイダーをソネットに変更したおり,ブログの利用が中心になりました.そしてこの度日本だけでサービスを続けてきたジオシティーズもサービスを終了するという通知を受け,移設するかどうか判断することになりました.

 

この際レンタルサーバーに移行して,ブログと統合するのが理想ですが,準備やメンテに時間をとられそうです.そこで手軽な方法を模索しました.それがこのブログと同じソネットのU-page+というサービスです.しかしこのホームページサービスですが,案内が深いところにあって積極的に勧めているサービスではないようです.それというのもブログサービスが無償で5GBまで使えるのに対し,これは無償で10MBまで,さらに有償でも50MBが限度になっています.これではデータ保管を兼ねたウェブサイトとしては機能しません.そこでこれからも参照したいコンテンツを選んでこちらに移設することにしました.これから先どうなるかは未定ですが,しばらくはアーカイブの保管場所として利用させていただくつもりです.

 

2014年までのアーカイブになるウェブページの移行先はこちらになります:


よろしくお願いいたします.



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模型で比べるフォード(4)’34-‘36年型 [car model]

フォード車の車体の変遷を模型で見ていきます.30年代は毎年モデルチェンジされていますが,今回は模型がある’34年型,そして’36年型です.
‘34年では直4エンジンがなくなり,V8だけになります.それからピックアップなどの商用車のデザインが別になり,遅れて追従しています.また他国でのノックダウン生産があるので,年次と形との対応は多様化しているようです.
 
【1/25プラキットで比べる’34年型と’36年型クーペ】
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左は’34 5-window coupe (AMT)です.箱絵はホットロッド仕様なのでストック仕様のイラストがある説明書を上に載せました.ホーンが二つ付いています.
右は’36年型(AMT)です.右上は’36 5-window coupe,右下は3-window coupe / roadster です.
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‘28(model A), ’32, ’34, ‘36年型をならべてみました.徐々に大きくなっています.
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’32, ’34, ‘36年型をクーペボディで比較しました.’34年型でボンネット形状が曲線に,‘36年型でラジエターグリルがボンネットと一体化しています.なおこの年代のモデルはラジエターグリルまわりの組立が必要で仮組ではちゃんとお見せできず,申し訳ありません.
 
【’34年型ダイキャストモデル】
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Solidoの1/43モデルです.’36年型とあるので,ヨーロッパでそうだったのかもしれませんが,米国型としては’34年のデザインです. 4-door sedanの中でもこれは特に後が長いリムジンスタイルです.
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ホットウィールの’34年型ホットロッドです.デザイナーがちがうのかフェンダーの幅などが異なります.
 
【’36年型プラキット】
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AMTの’36年型は二つあり,上まわりにはオプションがあります.左は3-window coupe,右は5-window coupe,どちらもサイズは同じですが,ドア幅が違います.上部は別パーツなので前者はロードスターに組むこともできます.それにしてもほとんど同じ形のクーペに2種類あるというのは贅沢ですね.実車のカタログによると3-window coupeの方がエレガントで女性向となっています.
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3-window coupeのキットは復刻仕様になっていて,本来のトップに加えホットロッド用のチョップドトップなどオプションが山ほど入っています.手前のトロフィーもうれしいおまけです.
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Pyroの1/32 Roadsterキットの説明書がでてきました.Pyroの型はLindbergに引き継がれています.エンジンはなく,メッキパーツもありませんでしたが,よくできたモデルでした.
 
【ピックアップ】
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Lindbergの1/25 ’34 Pickupです.ピックアップはクーペやセダンとは異なり,’32年型のラジエターグリルを少し傾斜したようなデザインになっています.
このキットは柵付荷台仕様(stake truck)やレッカーのクレーン,エンジン展示台がつき,カスタム仕様にも対応した名作キットでかつてAMTからでていました.現在はAMTとLindbergは共にRound 2の経営ですが,当時はAMTのものがLindbergになるというのは信じられませんでした.調べてみたら,AMTが財政難のころモールドの修理にでていたものをLindbergが買ったといういきさつを知りました.そして同じRound 2傘下となって先日ようやくAMTブランドでオリジナル箱絵の復刻版がでましたので,これがお買い得でしょう.
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ピックアップを比べてみました.右から’26(model T),’28 (model A)そして’34年型です.段々多くなっていきます.
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これはクーペとのサイズ比較で,左が’32 coupe,右が’34 coupeです.ボンネットの形としては’32に近いですが,カウルの長さなどがかなり異なります.
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なぜかミニカーモデルのピックアップには’34年型が多いのですが,このキットの影響かもしれません.これは1/43の’34年型で左がRoad Signature,右がEligor製です.
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これはSolido製の1/43モデルで’36年型と記されています.ちょうどクーペやセダンの’34年型に近いスタイルになっていて,商業車が一歩遅れて追従しているようです.
 
次はヘッドライトがフェンダーに埋もれていく’37-‘40年型です.


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模型で比べるフォード(3)’32年型 [car model]

1927年にアルファベット名がT型からリセットされA型になったフォード車は5年後の1932年に大きなモデルチェンジをします.ただし,B型と呼ばれたのは直列4気筒エンジンを搭載したモデルで,その年の話題となったのはV8エンジンを積んだモデルで,Model 18と呼ばれました.模型になっているのもV8モデルです.このモデルチェンジでさらに車体が大きくなりましたが,英国フォードでは独自の小型モデルが開発されるなど,国によってモデル展開が異なってきます.ここでは米国車を扱いますが,ヨーロッパモデルも少しあるので時折比較したいと思います.
 
【1/25プラキット】
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これが手元にある’32 Fordのキットで左の3台はAMTのキットで上から,Coupe,Victoria,Phaetonです.いずれもストック仕様が組めます.右の2台はRevellのキットでホットロッド専用キットですが,ボディ比較のために取り上げます.
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AMTの5-window coupe(仮組)です.1960年に登場して以来何度も再生産されているロングランキットです.ストックボディということですが,僅かにキャビンがチョップ(低く)されているようなので正確性を求めるなら比較的新しいモールドのRevellのキットがいいでしょう,ヘッドライトを支えるバーの真ん中にV8のマークがついています.ホイールはワイヤリムですが,タイヤ形状は今日のものに近くなっています(模型は正確ではないかもしれませんが!).ホットロッド仕様のベースとして特に有名な車種でDeuceと呼ばれています.
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1966年に入手した初期キットの説明書が残っています.
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その後の主力エンジンとなるFlathead V8(仮組)です.AMTのこの辺りのキットはホットロッド用にシボレーのエンジンが付属していて,残ったエンジンを展示するための台(写真の台はPhaetonとVictoriaに付属)が入っています.
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ホットロッドの入賞トロフィーがあるのもうれしいです(PhaetonとVictoriaに付属).
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T型(左),A型(中央),’32年型(右)のロードスターモデルを並べてみました('32年型はAMTのフェンダーにRevellのボディをはめているのでモールド色が違っています).徐々に大きくなっていくのがわかります.直4が3.3Lなのに対し,V8は3.6Lなので排気量はあまり変わらないですね.
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ラジエターグリルの変化です:T型(左),A型(中央),’32型(右)
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ボディ・ヴァリエーションです.奥のグレーのモデルは左がphaeton(AMT),右が5-window coupe(AMT),手前の白いボディは左がVictoria(AMT),右がroadster(Revell)です.
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セダンで手元にあるのはホットロッドのチョップドボディ(Revell Oange Crate)なのですが,ヴィクトリアと比較のために並べました.左がSedan,右がVictoriaです.Victoriaは高級仕様で後が少し萎められていて,スペアタイヤを背負います.
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再販されたVictoriaのキットはオプションパーツが盛りだくさんで,箱のミニチュアまで付属しています.
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チョップドセダンボディのOrange Crateはレースとショーモデルを兼ねたモデルで,友人と競作を始めた1965年に最初のキットを手にしました.当時$2の製品は¥1200でしたが,Revellはグンゼ産業との提携で¥720 ,さらにこれはバーゲンで¥480でした.箱は買いなおした再販品です.リフトボディーなのにわざわざドア開閉になっているなどRevellらしいです. 
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ところで前回述べたように’28年A型のwoody wagon(MPC/AMT)の車体がまだ二つあります,そこで’32年型をウッディーに改装できないかと.’32年型(AMT)にのせてみました.カウル部分を大きくする必要がありますが,他はフィットしましたので有望です.
 
【1/43モデル】
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1/43モデルです,左のRoadsterはERTL,右のクーペはRoad Signature製.それからプラキットのクーペは5-window coupe,それに対しこちらは3-window coupe,クーペも2種類あったわけです.
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ホットロッドモデルはプラキットや1/64に多数ありますが,1/43は珍しいです.こちらはUniversal Hobbiesのモデルでエンジン付き.人気がないのか家電系ホビーショップのエスカレータ脇のバスケットでバーゲンになっていたのでまとめ買いしました.
 
次は’34年型です.


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コッペル4トンBタンク(Koppel 10HP 0-4-0) [O-16.5mm (On30, O16.5)]

手持ちのコッペルキットについては2018-02-11で書きましたが,今回4トンBタンク(オープンキャブ仕様)が完成しました.

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端正なスタイルの蒸機です.
昨年は中米のコッペルマレー(2018-11-23)が完成しましたが,こちらはコッペルのイメージを凝縮したようなオリジナルモデルで,トーマモデルワークスのキットです.コッペルの中でも最小クラスのこのオープンキャブモデルは復刻カタログで同類のものを見ていて是非作ってみたいモデルでした.
キットは通常のキャブ仕様ですが,オプションとしてオープンキャブセットがあります.オープンにすると中が見えるのでバックヘッドまわりのオプションパーツセットも合わせて購入しました.
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下回りとボディの主要部分を組みあげた状態です.キットの設計がいいのでとりたてて組立で苦労するところはありません.ただ組立の順番は考慮する必要があります.
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下回りはフレームを赤に塗装し,走行チェックしました.走りを確認してディテールアップに入るまで少し時間が空きました.
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バルブや配管はなるべく真鍮色を残したいので,バックヘッドまわりはラフな黒の筆塗とウェザリングで仕上げました.
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真鍮の黒の塗装は下地処理を兼ねているトビカだけで済ますことが多かったのですが,今回はミッチャクロンを吹いた後にトビカを吹いてみました.ちょっと条件が悪かったのか粗い塗面になりました.キャブは明灰緑色の筆塗ですが,はみ出たところは黒のガンダムマーカーを縁に充てて処理したのでその部分は艶が出ます.そこで全体に軽く艶消しスプレーを吹いた上に黒のウェザリングパウダーを擦りつけていくと定着がよく,均一な感じになりました.あちこちタッチアップしたので,すっきりとした仕上がりではないですが何とか見られる姿になりました.
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圧力計やバルブ類が見えるのがたのしいです.
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そのまま組んでいますが,逆止弁につながるパイプは付属のエッチング板ではなく,真鍮線に替えています.汽笛のはんだ付けは結構手こずりました.
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オープンキャブなので運転士を用意する必要がありそうです.
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右は7トン30HP機(トーマモデルワークス)です.トーマさんのキットはまだ2種残っているので,引き続き組み立てる予定です.

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模型で比べるフォード(2)A型 [car model]

1927年に18年生産が続いたT型フォードの後を継いだのがA型フォードです.T型のボディは,衝突すれば上回りが吹っ飛んでしまうような印象ですが,A型はかなり安定したどっしりしたデザインになりました.1931年まで生産されましたが,トラック用として展開されたAA型はソビエトのGAZとしてライセンス生産されたこともあり,世界中で知られるモデルとなっています.鉄道では単端の動力としてボンネットがそのまま使われた例がたくさんあります.では1/25プラモデルでボディ・ヴァリエーションをみていきましょう.
 
【1/25モデルでの比較】
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手元には7台の未組キットがあります.左の1台は謎あり(後述)のAMT製のロードスター.中央の3台はAMTとありますが,元々MPCが製造したもので,下の2台は同じ内容です.そして右の3台はRevellのキット.同じく下の2台は同じ内容で純粋なストック仕様にはならないのですが,ホイール/タイヤを除いてほぼ原形パーツが入っていますので含めました.
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さてこれがT型とA型のロードスターのボディ比較です.タートルデッキと呼ばれる小さなトランクに替わり,トランクが後部シートに早変わりするランブルシートがオプションとなり,エンジンルームを含め,一回り大きくなったのがわかります.
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エンジンは4気筒3.3L
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これがA型(前期)の面構えです.
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左が前期型のラジエター枠です.1931年にマイナーチェンジがあり,右のように縦長のスマートなデザインになります.
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模型で揃ったボディ・ヴァリエーションです.
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左手前から時計まわりに,Roadster (AMT), Open Cab Pickup (MPC/AMT), Pickup (Revell), Woody Wagon (MPC/AMT), Tudor(AMT(MPC))です.Tudor(2 door)セダンはどっしりした構えになっています.
 
【1/25キットのひとこと!】
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これは比較的最近入手したTudorのキットで1965年のものです.MPCがAMTから独立する際(現在は統合されています)にAMTが自社ブランドで発売するようノルマを課したモデルの一つで,MPCが生産しました.前輪操舵,ドア開閉など従来のAMTには見られない趣向です.そして一回のロットで生産を終了し,次のキットに一部が利用されたのです.
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それがこれ,MPC発売(現在はAMTブランドで販売)のウッディーワゴン/オープンキャブピックアップが選択できるキットです.このブログの記念すべき一回目(2016-06-06)"半世紀を経て生き残ったモデル"の中の一つにこのウッディーワゴンがあります.懲りずに未組立のものを2台も確保しているぐらい好きなキットです.スティングレーバイクなる自転車がついているのもいいです.
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これがRevell のウッディーワゴンで,手元では唯一の31年(後期)型になります.箱絵がいいですね.MPC/AMTキットとは全く構造が異なります.MPC/AMTキットはウッディーボディの骨組みが一体型で内側のパネルが別パーツ.それに対してRevellはすべてのドアは開閉式でボディはばらばらです.にもかかわらず内側のパネルは外枠と一体なので塗り分けが難しく,パネル部分の木目はデカールを貼るようになっています.ヘッドライトレンズは枠と同じメッキになっているなど,細かい割には間の抜けたところがあります.作るのに手間がかかりそうです.このキットはストック仕様のみでオプションパーツはありません.
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AMTのロードスターキットはもう一台カスタムモデルが作れるダブルキットのなれの果てで2台つくるには部品が欠落していますが,残骸はそのまま入っています(笑).このダブルキットはかつてハセガワのパッケージが存在し,組んだことがあるので説明書を下敷きに撮りました.左側がカスタムボディです,最近部品の一部が復元されてダブルキットとして再販されています.
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Revellのピックアップですが,キャブはクローズドとオープンが選択できます.ドアやボンネットが開閉します.ホイールがホットロッド用しか入っていなのでストック仕様はつくれませんが,エンジンやフレーム,サスペンションはオリジナルを用いる初期のロッド仕様です.左側のパッケージは最近のものですが,ラットロッドを謳っています.MPC/AMTのモデルより僅かにキャブが大きいです.
 
【1/64ダイキャストモデル】
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Johnny Lightningの1/64モデルがありました.ちょうどRevellの1931Woodyのホットロッド版に相当します.
 
【プラモデル】
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東欧圏でノックダウン生産されたAA型はミリタリーモデルで探すことができます.レールカーへの改造にも使うこともできます.
 
【レールカー】
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AA型をベースにしたレールトラックで,Backwoods Miniaturesのキットです.ちょっと小振りな印象です.
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ボンネットをそのまま使ったような足尾のフォードです.これはワールド工芸のOナローキットに手を加えたものです.HOでもいくつか製品があります,
 
【パーツ】
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そして最後に紹介するのがアルモデルの1/87パーツ“A型ボンネット”です.日本型単端用ですが,これを使って自動車をつくるのも面白いと思います.


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模型で比べるフォード(1)T型 [car model]

昨年,フォードが北米でセダンから撤退?という衝撃的なニュースが流れました.ミニヴァン,SUV,スポーツモデルに重点化するということらしいのですが,そもそもなぜセダンが車のボディの本流だったのかということを考えたいところです.車のボディの変化をたどるために一つのメーカーを選ぶなら,フォードほどふさわしいメーカーはありません.幸い1/25のプラキットがあるのでT型フォードから50年代に至る推移を追うことにしました.ではT型フォードのボディから見ていくことにしましょう.
 
T型フォードは鉄道模型にも欠かせないものです.T型フォードは世界初の量産車として1908年から1927年の長きに渡って生産され,世界中に輸出され,かつノックダウン生産されました.したがって蒸機が活躍した時代の世界のどの風景に登場してもおかしくない,いわば標準モデルなわけです.車体の構造やエンジンはずっと同じですが,真鍮色が目立つ直線的なデザインから丸みを帯びたデザインに徐々に変化しています. 模型としての特徴やその背景にも触れながら進めることにします.
 
【1/43モデルのヴァリエーション】
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まず1/43モデルです.左の2台はIXO製品のRunabout (Roadster)で幌付(赤)が1926年, 幌を下ろしたのが1925年とありますが,モデルの型は同じです.右はNeoのDepot Hack (Woody Wagon)で1925年型とあります.シートは3列あるので今日のミニヴァンですね.いずれも後期型になります.Oナローの情景撮影によく登場してもらっています.
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古い1912年型としてはニュージーランドのThe Model Companyの1/43.5メタルキットがあります.ラジエターが真鍮色のモデルですね,Roadsterか荷台をつけてピックアップにするか,選択できます.
 
【T型のレールカー】
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かつてあこがれたSS Ltdのメタルアクセサリ類,そのカタロク本(1976)を天賞堂で見つけて購入したころはよく見入っていました.その中でも目を引いたのがT型改造のInspection Carです.HOのほかにOn3仕様もありました.動力のない静態モデルです.
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その後On3版はOnTrakのブランドで発売されたので購入することができました.そしてOn30で動力化しました.モーターを収めた関係でエンジンディテールは日本型単端に移植しました.
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もう一台組み立てたいので手に入れました.
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エンジンだけも分売されました(右),左は後に述べる1/25キットのものです.
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T型にちなむレールカーは他に2種類組んでいます.
左はBranchlineの1/43.5 Rail Truckキットで荷台があまりにも短いので作り替えました.
右はFirebox ModelsのレジンキットでバックマンのHigh Railer Motor Carを動力に使います.かなり大味なキットなのでT型といえるか怪しいですが,すこし手を加えてみました.
 
【プラモデル】
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1/48ではミリタリー系で優れたモールドの製品を最近見つけました.RPM製の従軍救急車です.ホイルベースはそのままに寝台部を延長した特殊架装だと思いますが,そのまま組んでも良し,レールカーの素材としても適しています.
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これはちょっと例外,スケール不詳のヤマダのびっくり分解自動車シリーズの復刻版です.かつて製作したことがあったので復刻版を手にしました.模型にはめずらしい4ドアセダンのスタイルをしていますが,ドアは真ん中にしか刻まれていなく,スケールモデルではありません.びっくり分解といっても衝突させるとブロックごとにばらけるだけの単純な構造ですが,味わいのある模型です.
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プラモデルの最後にすでに手元にないモデルをあげておきます.バンダイの1/16プラモデルで1913年型のヴァンです.70年代前半に購入しました.薄い木板シートや金属パーツも一部使われている大変よくできたキットで模型店のショーケースに展示させてもらったほどです,数年前まで京都に残っていましたが,すでに処分しました. 
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何か取説以外の残留品が残っていないか探したら,ありました.デカールです!剥製屋仕様にしたので残ったのがこれです!今日に通用する出来なのでバンダイが型を残していれば再販するといいでしょう.ただし1/16はプラモ専用スケールなので単独で楽しむしかありませんが.
 
【1/25キットのボディ・ヴァリエーション】
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さて,これが1/25のT型キットです.T型はホットロッドの改造ベースとして使われるので,ホットロッド仕様だけなら,他にもたくさんのキットがあります.箱絵にホットロッドがあってもかならずストック(オリジナル)仕様が組めるキットをならべてみました.すべてAMT製です.
左の3箱は殆ど内容がおなじです.
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AMTのキットはストック(オリジナル),カスタム,レース仕様の3通りに組めるキットを3 in 1 kitと称していましたが.そのコンセプトを継承しつつ2台作れるキットとしてDouble kitがありました.その先駆けが1960年に発売されたT型フォードのダブルキットです(左上,復刻版).オリジナルとホットロッドの下回りがあり,ボディはロードスターとクーペが入っているのですが,クーペは窓の上下を詰めたチョップドボディ(後に写真)だったので組み合わせの選択は限られました.1964年にはオリジナルクーペボディ仕様(右,復刻版)になり,完璧なダブルキットとなりました.AMTがRound 2の経営になって熱心に復刻キットを出すまでの再生産品はロードスターボディのみ(左下)で2台つくることはできませんでした(もっともいくらでもパーツスワップができるので困ることはありませんが)
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これがロードスター,ピックアップ,クーペのヴァリエーションです.エンジンはすべて同じ4気筒です.
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Turtle Deckと呼ばれるトランク(左)にはほとんど荷物が入りないので実用性を考えるならセダンにしたいところです.当時はデザインというよりこのロードスター仕様が最もお手軽な値段だったから普及したようで,1924年の値下げで$265から,Tudor Sedanが$590,Fordor Sedanだと2.5倍の$685からになっています.
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左がクーペボディ,真ん中がホットロッド用にチョップドボディに改造されたものです.右はチョップドボディからなるホットウィールのモデルで極端にチョップしたボディは天井を開けることになりますので,このボディを使うときはそのように天井をくり抜く予定です.ここではホットロッドには深入りしません(笑)
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こちらはフェートンボディですね.前方に向かって萎んでいるので後部座席のほうがゆったりしています.
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フェートンボディはT型最後期となる1927年型のポリスカー仕立てのキットになっています.エンジンは同じで,側面を覆う幌がついています.このキットはストックかポリスカー仕様の選択だけです.
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商用車としてはこのようなデリヴァリー・ヴァンがあります.AMTの一番元気がなかった70年代後半のパッケージでオプションパーツは入っていません.モールドも半透明気味でなにやら意気消沈する内容ですが,モデルはすばらしいので新たに再販がはじまっています.
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これは最近発売されたフルーツワゴンの復刻版ダブルキットです.オープンワゴンのほかにロードスターボディがついています.オプションパーツが山のように詰まったキットです.
 
T型フォードはさまざまな商業車に改装されていますので,そのヴァリエーションはきりがないのですが,フレームシャーシー,フェンダーとボディが分かれていればそのようなことが容易なので,今日より車体の多様性には融通が利いたわけですね.続きはA型です.


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入門用2軸蒸機図鑑 [O-16.5mm (On30, O16.5)]

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手持ちのHO入門用2軸蒸機を取り出してみました.Oナローの下回りとして利用するために集めたのですが,そのままにしておきたいものもあります.下回りの写真と動輪の直径と軸距を列記しましたので,流用される場合の参考にしていただければと思います。(寸法は定規をあてた実測値ですので,多少の誤差を含みます)
 
【IHC Dockside】動輪径15㎜ 軸距25㎜
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ドックサイドはいくつかのメーカーからでていますが,これは旧ユーゴスラビアのMehanoの製品です.
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バルブギアまわりが太めですが,タイヤのリムが薄く,なかなかよくできた製品です.
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これを利用してVulcan風のOナロー機に改造したものです.モーターを換装,キャブを新造,サドルタンクに手を加えて煙室を前に延長しました.
 
【Mantua Goat 0-4-0】動輪径15㎜ 軸距25㎜
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1988年にボストンで購入したキット版です.テンダーと集電極性をわけていますので,タンク機にする場合は加工が必要です.動輪3軸のものもあり,そちらはOナロー機に改装していますが,こちらはそのままになっています.
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モーターは古いオープンフレームです.力が弱いので換装したいところですが,固定方法を考えなければなりません.非集電側の車輪の一つはゴム輪がはまっています.
 
【Life Like Tea Kettle】動輪径15㎜ 軸距30㎜
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これは仙台のKさんからいただいたものです. ほど良いおもちゃ感があるのでそのままにしています.
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ピストンロッドはちゃんとしていますが,タイヤリムが厚めです.
 
【Model Power Old Time 0-4-0】動輪径12.5㎜ 軸距23.7㎜
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1989年にボストンのおもちゃ屋で買ったもので,製造は旧ユーゴスラビアのMehano.ピストンはロッド一体の簡易型です.動輪径が小さいのが特徴.シリンダーをふさぐようにステップがあり,全体のバランスも今一つです.
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ロッド式内燃機としても使えそうです. 
 
【Model Power Deluxe 0-4-0】動輪径15㎜ 軸距28㎜
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レビューしたばかり(2018-12-15)ですが,現在も新製品が手に入る数少ないモデルです.
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ウェイトが一体になっているところが構造としては残念です.
 
【Hornby Pug】動輪径12.2㎜ 軸距23㎜
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英国の入門ロコで,DapolからHornbyに移籍しました.最近Hornbyからはディテールが向上したモデルが出てきましたので,これは廃版かもしれません.
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下まわりはシンプルですが,ブレーキシューがモールドされたしっかりとした出来です.分解に意外とてこずります.またシリンダーのカバーを外すとピストンロッドはありません.
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これを利用したプラ板製のOナロー機です.クロスヘッドはアルモデルのものを使っています.
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英国のボディーキットでもよく利用されます.これはホワイトメタルの塊のようなWrightlinesのBagnall.クロスヘッドもメタルです.
 
【Bachmann Percy】動輪径15㎜ 軸距30㎜
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トーマスシリーズの一台です.目玉が動きます.一度分解すると戻すのが大変なので分解したままの写真です.
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モーターは真ん中に立っています.目玉を動かす機構を活かしたいと考えてしまいます.
 
【Fleischmann Anna】動輪径14㎜ 軸距30㎜
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フライシュマンの定番ロコで,さすが安定した走りです.いまは製造されていないようで残念です.
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がっちりとダイキャストブロックで組まれているので,下回りを利用するとしたらこのまま使うことになるでしょう.
 
アメリカ型の動輪径は15㎜が多いのですが,タイヤリムの厚さによって大きさの印象が随分違うことがわかりました.またTaddieさんのブログでとりあげられたようにModel Powerからは別な仕様の入門機があったようです.
最近は細密化,プロトタイプ指向が進み,ここで紹介したような入門用ロコは少なくなりました.手軽に改造して楽しめるので是非製品化を続けてほしいところです.
(2018年の大晦日に書きました.今年一年お付き合いいただきありがとうございました.来年もよろしくお願いいたします.)


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