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Sナロー蒸機をつくる その2(パーシーの下回りとともに) [Sナロー]

さて,パーシー機との2機同時進行となりました.
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車体が組みあがり,屋根を載せるところです.屋根には曲げやすいようにエヴァグリーンの0.5ミリ厚筋目板を使っています.
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シャーシーに載せた2機.取り付け用のねじ孔を切る位置に苦労しますすが,2機ともにシャーシーとボディはねじ固定できるようにしています.
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フライシュマン機にエンドビームを取り付けますが,前後ともバッファーの突起に差し込んでいます.安全弁と汽笛のパーツはロストワックスでトーマモデルさんがイベントで放出したものだと思います.煙室ハンドルはアルモデルの余剰エッチングパーツです.
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完成して5号機となりました.塗装はグレーのサーフェサー吹き付け,艶消し黒の吹き付け,黒のウェザリングパウダー塗布,艶消しクリアー吹き付け,再ウェザリングの手順です.
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パーシー機も同様にして形ができました.サイドタンクよりもせり出たボイラーの下部の一部が動力ブロックの関係で露出しますので板で覆いました.
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同様に塗装し,完成して6号機となりました.
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シリンダーと輪芯の緑色は今一つなので,検修の折塗り替えるかもしれません.
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設計のもとになったOナロー機と並べました.Oナロー機のしたまわりはアルモデルのフェルトバーンSLのパーツを利用したものです.
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Sナローともいえるジュエフのドコービル,ミニトレインズのバグナルと並べてみました.
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レイアウトに入線して試走開始です.パーシーは再生産が予定されているので,もう一機,デザインを変えて作ってみる予定です.

Sナロー蒸機をつくる その1(フライシュマンの下回りを利用して) [Sナロー]

内燃機が揃ったところで次は蒸機をつくることにしました.かねてより下回りとして利用したいと温めていたのがフライシュマンNのBタンクです.
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入門用として,ピンを使わず突起だけでコネクティングロッドとピストンロッドを機能させている構造にも注目です.残念ながら現在は製造中止らしくeBayでしか見ることができません.軸距16ミリ,車輪径7.4ミリです.
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車輛を設計するときはCanvasという作図ソフトを使っています.1ミリ方眼の上に好きなプロトタイプの縮尺した図面を載せて好みの輪郭を作っていくという方法です.今回はOナローでアルモデルのフェルトバーンSLに自家製ボディを換装したときの図面を活用しました.それを3/4に縮小し,適宜変更を加えてフライシュマンのシャーシにふさわしい車体にしてみました.そしてパーツ図面に仕上げます.
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プラバンを切り出したパーツです.機関車のキャラメルモーターは横置きで大きいので,タンクに隠れるボイラー部分は箱にしておく必要があります.
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ボイラーはエヴァグリーンの11.3ミリパイプです.
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ドーム類にも径の異なるパイプを使っています.つばの部分は0.3ミリプラバンを張り付けて爪切りの要領で適当な大きさにしてから整形します.
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煙突はホワイトメタルの余りものを切断して使用.シャーシーにのせて形がほぼできあがりました.
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さて,他にも適当な動力はないかと探したところ,トミックスのトーマスシリーズのパーシーがありました.ちょっとくせのある形ですが走りがよいので,同じデザインで追っかけてつくることにしました.
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パーシーには前部に工具箱のようなものがあり,切断しようかと思ったのですが,シリンダーの支えを隠すための微妙な構造になっています,そこで余計な加工はせず,そのまま使うことにしました.ただし動力のブロックが前方まで伸びているため,工具箱を活かすとボイラーの切り欠きが露出することになります.どうするか悩みましたが,ごまかしで何とかしましょう.

ホットウィールの精密モデル,デオーラ他 [ミニカー]

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ディテールが細かく1/64スケールに近いホットウィールを探すために,4月30日に横浜で開かれたワンダーランドマーケットという催しに初めて行ってきました."アンティークトイとホビーの蚤の市"となっていますが,横浜元町のサンセットというお店が主催するもので,ミニカーが中心です.特にホットウィールは中古から新品まで数多くの出展があり,種類やグレードがたくさんあることを目の当たりにしました.探していたのはスケールモデルに近い種類でしたが,とりあえず2セット,希望のものを見つけることができました.1台を除いて1/25キットがあるのでパッケージを並べてみました.
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まずこちらはホットウィールの35周年記念という2台セット,ゴールドがDodge Deora,ダッジの1965年型ピックアップを改造して,前ドアにしたカスタムカーです.そして青い方は2000年のホットウィールオリジナルのDeora IIで,実車もつくられています.どちらもエンジンが見え,きれいな仕上がりです.
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Deoraは初期のホットウィールでモデル化されましたが,有名にしたのはAMTの1/25キットでしょう.手持ちのキットはのちにMPCブランドでリリースされたもので,直列6気筒エンジンを備えおり.前ドアは上下に開閉します.ベッドカバーの代わりに荷台に載せるキャンパーボディがついています.ごく最近,AMTブランドで再発売されました.

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次はClay Smith Camsという改造パーツショップの葉巻をくわえた鳥のアイコン"Mr. Horsepower"をあしらった2台セット.1932年型フォードロードスターベースのホットロッドと1959年型エルカミーノです.
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1/25では’32フォードのストックモデルをフェンダーレスでホットロッド化するキットが何種類もありますが,レベルの比較的新しいホットロッド専用モデルを並べてみました.
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El Caminoはこの1959年型が初代なんですね.第2世代からはひとサイズ小型のChevelleベースになりました.AMTのキットは再発売物ですが,初代の小さなパッケージに収められています.
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さて,一つ前に紹介した1948年型のフォード・ウッディー(こちらも2台セットもの)ですが,レベルのキットがあります.ウッディーはAMTからは1941年型が出ており,1941-1948の間はほとんど車体が進化していないことがわかります.1949年型から膨らみのないフェンダーラインになるわけです.
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こちらは細密仕様ではなく通常のホットウィール.Ford Angliaのヴァン仕様のドラッグレースカーです.小型の英国車なのでスケールオーバーですが,アメ車とおもえば適当な大きさです.エンジンがついていて,ヘッドライトまわりが雑な点を除けば十分鑑賞に堪える出来です.
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この英国フォード車をベースにしたドラッグカーキットはレベルからでています,セダン仕様はアングリアですが,パネルヴァンは商用車名のThames(テームズ)になっています.

お手軽ダイキャストモデルを手にしてしまうと1/25キットの組み立てはますます遠のいてしまいそうです(笑)

1/64?のホットロッド [ミニカー]

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いま手に入る1/64相当のホットロッドのミニカーを集めてみました.まずはHot Wheelsです.左の一台はway too fastというダブルエンジンにB型フォードセダンのチョップドボディを載せたものです.キャブはスケールに近いですが,エンジンは大き目です.左から2台目はT-bucketというT型のオープンキャブです.エンジンは巨大です.そして右の2台はAltered Stateというドラッグレース仕様のもの.いずれもスケール物ではなく,エンジンが大きく,ディテールも甘いですが,塗装は美しく存在感があります.そんなホットウィールにもディテールが細かい製品がありました.
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こちらはWild Woodという2台セットで少し前の製品のようです.1948年型のフォードウッディーワゴンとカスタムのピックアップロッドがセットになっています.
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ピックアップロッドも丁寧なつくりでエンジンサイズも適切ですが,48年型フォードウッディーはスケールモデルといっていい仕上がりです.ホイル周りだけを変えたマイルドカスタムの仕様で,サーフボードが載っています.ホットウィールにはトイモデル系とスケールモデル系が混在しているようです.
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こちらはJohnny Lightningの1927フォードTロードスターです.ホットウィールと比べると,スケールモデルに近い丁寧なモールドですが,T型というよりはA型に近いサイズです.前軸のトレッドが広すぎる点を除けば全体的にバランスがとれています.ジョニーライトニングの歴史はこちらに詳しく書かれています.一時期はトミーが管理していたようですが,現在はAuto Worldと同じ会社から発売されています.

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最後は以前にも紹介したグリーンライトのフィアットボディのロッドです.スケールモデルとしてのプロポーションを保っていますが,残念なのは前軸のサスペンションまわりが省略されてトレッドが広すぎることです.
プラモデルや1/43ミニカーに比べて,外れやすい部品がないこのサイズは手軽につかんで,並べて楽しめる点がいいですね.

クイントリックスN!の小型電車 [Nスケール]

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Nゲージの私鉄レイアウトをつくったのは70年代前半のころ.小型電車を走らせたかったのですが,海外の車輛は機関車が中心で,電車,気動車の類は関水のモハ101とキハ20系ぐらいしかない時代でした.そこで電車はあきらめて電機に小型客車をひかせる編成で運行していました.そんな時,友人からプレゼントされたのがこの電車です.
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14m級のこの電車の車体は関水のキハ20系を短くしたもの,そして動力ユニットはリバロッシがアトラスのブランドで出していたイタリア型ディーゼル機関車です.当時ぼつぼつグリーンマックスが車体キットを出してきたので,ふさわしい車体でも発売されればそれをキットバッシュして小型電車をつくろうかなと模索していましたが,友人は手持ちの車輛でサクッとつくって持ってきてくれたのです.彼はNゲージをやめるとのことでした(その後息子さんが再開しています).
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モーターの背が高いため,屋根はくり抜いてあり,その上にドイツの集電式パンタグラフが載せてあります.さらには祝開業と書かれたヘッドマークまでついていたのですが,それはどこかになくしてしまいました.
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もうひとつですが,この車両のパッケージには”Queentrix”,”くいいんとりっくす”と書かれています.緑と黄いろの配色からして,ミニトリックスのパロディですが,当日の松下電器(現パナソニック)がカラーテレビブランドとして”クイントリックス”を展開しており,外人に発音を正すテレビCMが大ヒットした時期でもあり,それにちなんだ名前だったのです.
車輛の少なかった時代でも,それなりの楽しみかたがあったわけです.

バランスゲーム(ゲーム盤ジオラマの可能性?) [ガジェット]

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我が家には大切に保管されてきたバランスゲームが3種類残されています.
家庭用のゲームでこのような形態のものをどう呼んでいいのか迷います.バランスゲームというと積み木のようなものでどこまで積み重ねることができるかを競うパーティーゲームがよく知られていますが,これは台の上にものを載せる時間を競うゲームです.3つのうち,二つは戦前の製品と思われます.
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まずは一番新しいもので,”アップルゲーム”.鉄棒台のような軸に串刺しされた不安定な台があり,その上に同色のリンゴをフックで釣り上げて載せていくと遊びです.リンゴというよりもカーリングの石のようですね.このゲームはデパートで父が買ったような記憶があります.箱裏の簡単の説明のあとに,桜と山をあしらったマークがついていて”マウント(Mount)”と書かれているので,現在のハナヤマにつながるブランドでしょうか?
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次は”カーレントイランド(Carlen Toyland)”というブランドの製品.箱にはゲームの名前が入っていませんが,”タマゴのせゲーム”です.台の上に置かれた巣に,かごがついた道具で5色のタマゴをすくって載せていく遊びです.タマゴをどのような下地に置くかによって難易度が変わります.
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そして最後は同じく”カーレントイランド(Carlen Toyland)”の製品で,箱の裏側にゲーム名と説明が記載されています.題して”サーカス・ルンバ”.滑車に取り付けられたフックを滑らせてピンをひっかけ,同じ色の台に載せるという競技です.説明書きによればピンはダンシング・ドル(ドール)と名づけられています.つまり,サーカスの曲芸をイメージしているわけです.”明るい笑ひを皆様のご家庭にキット約束する新しい形式のゲーム.....「サアー順番を決めませう.....”

これらは道具を使ってものを運ぶだけの単純なゲームですが,デザインの良さに感心します.またコンパクトにしまっておける点も利点です.
そしてたびたび連想してしまうのが,ゲーム要素を取り入れたジオラマのことです.
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左においてあるのはかつて乗工社が出していたブックレットにある集材所セクションのスケッチです.材木を釣り上げて貯木場に積み上げたり,運材台車に載せてみる,などの遊びを滑車を使って楽しむジオラマにしてもおもしろいのではないかと考えるわけです.このようなゲーム的要素があるジオラマ(あるいは鉄道模型レイアウト),あるいはジオラマ的なゲーム盤があっても面白いのではないかと思います.

Covered Speederをつくる [Sナロー]

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米国の保線用人員輸送車として広く使われたのが,Fairmont Speederという超小型の車輛です.屋根があっても脇はオープンなのが標準ですが,3ftゲージのRGSの冬季仕様という密閉型があったようです.Grandt LineがOn3の動力付プラキットを出していましたので,これをOn30に改軌したものを製作しています(http://www.geocities.jp/karatcreek/SpeederKits_e.html ) 成型の精度が高いので,ボディははめ込みで固定でき,ウェイトを積めばかなりの低速走行も可能なので,ときどきは走らせて楽しんでいるモデルです.
図面を1/64に縮小してみたところ,9ミリの小型動力にちょうど合う大きさです.本来は3ftゲージでインサイドフレームですが,アウトサイドフレームの2ft仕様として,多少の変更を加えてデザインしてみました.そして第1作と同様に2輌分の製作にとりかかりました.
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車体は前作同様0.3ミリのリベット打ちと0.5ミリの貼り合わせです.ヘッドライトにはエコーモデルの前照灯を使いました.

今回,動力に使ったのはアルモデルがNゲージ用アルナインとして展開している軸距14ミリ動輪径6ミリのアルパワー14Aと軸距16.5ミリのアルパワー16Aです.グリーンマックスの動力台車を応用した製品らしいです.ふたつとも外寸は同じで,15ミリ幅の洋白の床板がついていますので,この上にプラ板の床板を載せて,それに車体を固定することにしました.しかし,そうなると軸受のフレームはプラ板の床板には付けれらないので,中央の窪みに入る2x2.5ミリプラ棒をフレームに接着し,真鍮線で補強したうえで差し込んで固定する方式にしました.軸距16.5ミリの方の軸受はアルモデルの軽便気動車オプションパーツ菱枠型台車枠をそのまま使用し,14ミリの方は軸受部分だけを切断して使いました.
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アルモデルの動力のうち,一台は順調な走りでしたが,もう一つが不調で分解したところ,細い犬の毛などが軸にまきついて接触不良を起こしたようで,取り除きましたが,しばらくすると接触不良をぶり返します.さらに調べたところ,分解を重ねているうちに集電枠に接触している洋銀の集電枠が変形で接触不良を起こしていることがわかり,モーターカバーとの間にプラ片をいれて押さえを効かせたところ順調に走行するようになりました.
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主に単行で走らせる黄色の3号機とオレンジ色の4号機が完成しました.
自作動力が4輌そろったのでそろそろ軌道開業といきたいところです.

1/64ミニカー [Sナロー]

Sナローの情景に欠かせない1/64ミニカーの話題です.DSCF6388m.JPG
まずは鉱山軌道の積み出し用のダンプカー.2ft軌道は本線鉄道とは接続していないので,外部への運び出しはダンプカーが担います.そこで日産ディーゼル680型とマツダE2000の登場です,いずれも1960年代のモデルで,製品はTLV(トミカリミテッドビンテージ).汚してあります.これから製作するレイアウトに欠かせない車です,
以降はミニカー趣味的なお話!
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こちら右は1957年型の初代プリンススカイライン.当時の世界の先端デザインに全く遅れていませんね.同じ1957年のフォードとシボレーをみればわかります.まだ大衆の手に届く値段ではなかったという点を除いては.
左は商用車のプリンススカイウェイ.プリンスグロリアがスカイラインから独立した後,スカイラインのフルモデルチェンジまでには数年の遅れがあって,その間旧型のフェイスリフトでしのいでいます.このフェイスリフト,グリルと4灯が横一直線に並んだデザインで一新されますが,このあたりの処理もアメ車の流れに沿っています.いずれもTLV製品です.
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1/64ミニカーは日本車とアメ車が充実しています.これは初代フォードブロンコでわたしの好きな車の一つです.ドアのないレジャービークル仕様があるのが魅力です.Greenlightの製品で,このメーカーは車種の展開は少ないものの,TVシリーズやテーマ物でパッケージ化しており,集めるのが楽しみです.
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ジープのラインアップも同じくGreeenlightの製品
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また,ホットロッドやヒッピー仕様もあります.左はフィアットトポリーノをベースにしたドラッグ仕様
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一方こちらは日本の初期軽自動車です.TLVのほかにコナミ,京商などが出しています.
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日本型小型トラックも充実しています.いずれもTLV製品
以上,ざっと紹介しましたが,いずれも時代進行形でレイアウトで活躍してもらうつもりです.

はこてつで内燃機を自作 [Sナロー]

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Sナロー(1/64-9mm)の自作一号として,はこてつ動力(トミーテック)を利用した内燃機を2輌つくってみました.小さい実機を想定していますが,大き目のHOナローとしても通用します.ミニトレインズのグマインダーと比較していますが,大きさはかわりません.
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フリーランスですが,いつもの癖で図面を書き,プラバンに貼り付けて切り落としていきます.
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これで2両分のパーツです.
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動力まわりですが,はこてつ動力の床板の部分は少し加工し,その上にプラバン床板を載せています.
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ボンネットの加工です.
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組立がほぼ終わった状態です.
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ダミーカプラーをとめるねじが車体上回りを固定し,同時に動力も抑える構造になっています.
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カプラーは欧州タイプのひっかけ式に対応するためにとりあえずピンのところに棒をさしています!
車体が軽すぎるので,ミニ4駆用のウェイトを入れていますが,それでも足りず接触不良をおこしています.
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貨車はロコインターからも出ているミニトレインズの大き目の鉱車の編成でテスト運転中です.
脱線しやすい貨車ですが,カプラーのフックは片側だけにすると安定します,
とりあえず自作の動力ができましたので,走らせながらレイアウトの構想を練っています.

まずはつくらないSナロー? [Sナロー]

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 産業用で広く使われる2ftゲージを模型化する場合,既存スケールでゲージを変えるのが一般的です.HOの場合Zスケールの6.5ミリゲージが活用できます.Oスケールでは12.7ミリが一般的ですが,12ミリや13ミリゲージを使われる方もおられます.これらの2ftナローは一般的なHOやOスケールのパーツを利用し,走行系だけを変えています.
 さて,もう一つの方法は既存の模型ゲージを用いてスケールを変える方法です.2ftナローの場合は1/64,Sスケールがあります.ゲージとしては10.5ミリと9ミリの選択があり,10.5ミリはアメリカ型の伝統ですが,日本や欧州型では9ミリを採用するほうが都合がよいでしょう.いずれにせよ,下回りの流用に利便性があるとしても車体やアクセサリパーツに関しては既存の模型パーツとは別に考えていく必要があります.

 わたしはO-16.5ミリを中心にやっていますが,少し込み入った線路配置や情景の広いレイアウトがつくりたくなり,久しぶりにHO-9ミリを再開しました.キットや完成品はいいのですが,プラバンで単端をつくったあと,蒸機の車体自作の検討をはじめてみて,あまりにも小さくて技量がついていけないことを痛感しました.そこで禁断のSに注目したのです.といってもまずは“つくらないSナロー”の可能性についてです.

 かつてジュエフがエガーバーンとして出していたドコービル(現在は発売されていない)がありますが,3トン機としてみるとほぼ1/64です.また伝統的なエガーバーンのグマインダー内燃機がMinitrainSからでていますが,これも1/64相当.また最近MinitrainSから発売されたバグナル蒸機は妙にのっぽで他とのバランスが悪いとの声をききますが,調べてみるとバグナルのExcelsior機をほぼ1/64で再現したもの(図面はNG&IRM Review誌53号,105号に掲載)になっています.つまりこれらは既製品としての Sナローというわけです.

 このゆったりとした既製品を眺めているうちに,これなら自作の車輛を交えた2ftナローの世界が展開できるのではないかという希望が湧いてきました.そして何よりそのあと押しをしてくれるのが豊富な1/64ミニカーです.
 鉄道模型でシーナリーをつくるときに考えなければならないのがアクセサリやパーツの市販状況です.街並みを再現する場合は大変ですが,自然の風景はスケールフリーですし,鉱山などの産業施設はほとんど自作でなんとかなります.またオーバースケールなHO品を利用する手もあるでしょう,残るは車とフィギュアです.
 鉄道と違ってミニカーでは1/43がなぜか世界標準になっていて世界中の車が揃うのはうれしい限りですが,それよりも小さなスケールではどうでしょうか?伝統的にレイアウト関連のものが充実しているドイツでは1/87のミニカーが豊富にあります.このスケールではシャープなプラ成型が主体ですが,やはりドイツ車がほとんどです.また,ダイキャスト製だと塗装が厚くなり,シャープさに欠けるものが多くみられます.そうなると,ダイキャストミニカーが少し大きな1/64で存在するのもわかる気がします.
 スケールよりも箱の大きさを統一した玩具的なミニカーはマッチボックス,ホットウィール,トミカという流れで発展していきますが,スケールを統一したものとしてトミカリミテッドビンテージのような1/64が標準化しています.1/64と記してあっても結構いいかげんなものが米国ブランドにはありますが,日本車と米国車の旧車が揃う点では文句なしの展開であり,1/43ミニカーの価格の上昇を考えると値段が手ごろな点も魅力的です.すでにこれらを集めていたこともあり,車の供給は解決済みです.残るはフィギュアで,バテロコのようなオープンが動力車を扱う場合は検討が必要です.

 こうして外堀は埋められました.いよいよ動力車輛を自作してみることになりました.幸い9ミリの小型動力は充実しており,最近では低速走行を考慮したものも登場して頼もしい限りです.まずは手はじめにと,はこてつ動力でフリーランスの内燃機をつくりはじめました.
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