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1/43ジムニー,ジープ,そしてバギー [car model]

久しぶりにモデルミニカーの話題です.
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▲アシェットの国産名車コレクションは1/24モデル付きの配本がはじまり1/43はほとんど目に留まりませんが,今も続いているようです,ただしモデルカーの供給元が保有する外国車モデルが当時の輸入車という想定で配布の中心になっていて,時折日本車が混じるという状態になっています.先日偶然ジムニーが登場するということを知り,発売日に入手しました. 309号として先月配本されたスズキSJ410(1981)でジムニー2代目モデル(1981-98)の輸出仕様です.早速軽くウェザリングを施しました.
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▲そこで所有する1/43のジムニー3代を並べてみました.左の2台は初代(1970-81)で,1970年型(国産名車コレクション59号)と輸出仕様のLJ80(Neo)です.そして中央とその右の2台は2代目(1981-98).SJ30ハーフメタルドア(DISM)とこの度入手したSJ410.右端は現行3代目(1998-)のモデルXC(Hi-story)になります.
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▲ジムニーのついでに元祖ジープの1/43モデルも並べてみました.左端は初代の軍用モデル(Hongwell).次は1962年型Surreyと呼ばれるリゾート仕様(Ixo).この初代の大きさは今の軽自動車とかわりません.中央は三菱ライセンス生産のワゴン1961年型J30(国産名車コレクション96号)でCJ3の派生モデルです.右から2台目は1963年型CJ5(White Box).現在のWranglerにつながる大きさになっています.そして右は現行モデルの2010 Wrangler Islander Edition(Greenlight)です.ラングラーにつながる原型ジープは段々大きくなっています.間もなく登場する新型はさらに大きくなるのでしょうか?
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さて先日のモデルカーイベントでトイモデルを少し手に入れました.Hot WheelsとMatchboxで何れもマテルの製品です.ディフォルメされていてスケールは不明ですが,1/43のバギーとして手を入れてみる予定です.
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▲これがその4台で1/43の三菱ミニカと大きさを比較してみました.
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▲右側の2台はMatchboxのFour X Forceで4駆のバギーのようです.座席は2座になっているのですが,ロールバーとのバランスを考えると1座に改造して4輪オートバイ風にアレンジするのがよさそうです.そして左奥のブルドーザーはMatchboxのMBX TKT.大型の建設機械をイメージしているようですが,こちらもキャブをはずして1座の小型車にしてみようかと考えています.
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▲残る1台はHot WheelsのBump Around.天井の金網に接触するポールが火花を散らしながら,ぶつかり合って時間内に自由走行する遊園地の乗り物です.この塗装はくまモンのイメージです.このような遊園地カーを公道で走るように改造している事例があるようですが,内燃機関車にもそっくり換装できそうです.
これらのモデルは値段も安く,独創的な形態を楽しんでいます.


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カーモデル,半世紀前の写真 [car model]

50年ほど前に撮った1/24-25カープラモの写真がでてきました.

ベランダや屋根で撮ったものです.これらのキットは多くは今でもときどき再販されています.

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友人の作品とともに並べられたストックカー.左から'66 Chrysler 300 (Jo-Han), '65 Chrysler 300 (Jo-Han), '62 Dodge Dart (Jo-Han), '65 Plymouth Fury (Jo-Han), '65 Rambler American (Jo-Han), '65 Lincoln.

入手可能と言っときながら,ここにあるのはリンカーンを除いてジョハン製.残念ながらジョハン社は型が引き継がれずに消滅しているので今なら在庫品を探すしかありません.

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レベルの'57シボレー.トランク,ドア,前輪ステア可動ですが,つくりにくく,AMT,ジョハンなどのプロモモデルメーカーとの設計の違いが明確です.ストックのほかレース仕様パーツが含まれていますが,オプションパーツは多くはありません,たしかセールで安かったから購入したものです.今もレベルからこの旧モールドと新モールドが混在して発売されていますので,十分注意して選んでください(笑).

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この2台は着色モールドなので,塗装しなかったもの.

左はAMTの'40フォードクーペ.右はレベルの’32フォードセダンをベースにしたOrange Crate.

どちらも最近再生産されています.Orange Crateはレースとショーカーを兼ねたもので,モデルとして車体もチルトするのにドアが開くといういかにもレベルらしい設計.

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以上3台は新しく手にいれています.それがこちら.当時のOrange Crateはオレンジ色のモールドでしたが,現在は白.かわりに'40フォードはオレンジモールド仕様を入手(笑)


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手前左からJaguar Type E (Aurora),Mercedes Benz 500K Roadster (jo-Han), '31 Rolls Royce (Monogram), '32 Cadillac Phaeton (Jo-Han), Bugatti 35B (Monogram), Mercedes Benz 300SL (AMT), '57 Ford (AMT)

後ろのフォードはAMTにしては数少ないドアが開くモデル.オーロラとジョハンを除いてはときどき再販されています.ただしストック仕様のみの300SLはタミヤから精密なのがでたので,魅力は少なくなりました.

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ジャガーと’31キャデラックに挟まれているのはモノグラムのショーロッド,Boot Hill Express.骸骨がついているのでジョハンの霊柩車についていたお棺の前でポーズ!

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こちらロールスとならぶのがジョハンのキャデラック霊柩車.お棺が担架に変わった救急車もありました.さらに霊柩車をカスタムカーにしたHaulin' Hearseなるキットが最後に登場.ただしお棺は入ってなかったそうです(笑).

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手前は'66 Chrysler Imperial(AMT). カスタムピックアップの仕様で組み立てたもの.

奥はChrysler Turbine Car (Jo-Han). ドア,窓,トランク,前輪ステア,シート前倒しのすべてが可動という珍しいモデル.

アメリカのキットといえば無造作にパーツが箱詰めされているのが常です.いまでは一応ポリ袋に分けられていますが,当時は直接箱に投げ入れたような包装で,パーツの傷みなどは我慢しなければいけない状況でした.それに対してジョハンのゴールドカップシリーズはFrame-Pakというランナーが外枠になっていて他の部品とあたらないように箱ギリギリにランナーが積みあがる構造を採用していました.まさにパッケージングが芸術でした.このタービンカーもそのシリーズで,プラモデルの歴史に残る一品だとおもいますが,なぜか車種に人気がないようで現在でも比較的安く在庫品が出回っているようです.

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前左から'53 Ford Truck (AMT)とWild Dream (AMT)

フォードトラックはときどき再販される定番モデルで溶接ボンベなどが付属したサービスカー仕様にできます.

Wild DreamはKing Tと2台同梱のショーロッドのダブルキットとしてリリースされ,ディスプレイ台付でした.片割れのKing Tは今も捨てられずに残っています.これは当時AMTから独立したMPCがその条件として初版をAMTブランドで出させたもの.のちにそれぞれが単品キットとしてMPCからリリースされました.現在も型を活用した派生キットが残っています.後ろ右は同様の経緯の'65 Dodge Coronetで,MPCが生産したAMTブランド品でした.


残っていた写真はこれぐらいです.写真で当時を思い出しながら買いなおしたキットをときどき眺めている昨今です!

1/43ミニカーモデルの整理 [car model]

Oナローゲージを始めるようになってレイアウトの情景用に1/43のミニカーモデルを集め始めました.コレクションのリストがあって1999年から始まって250台ほど記載されているのですが,漏れもあるのでこの際整理整頓してみることにしました.300台弱ぐらいかと思います.日本車では軽自動車,古い小型自動車,世界中の小型車,小型オフロード車,レジャーカー,ライトウェイトスポーツカー,ホットロッドなどを対象に集めてきました.情景に使う車にはウェザリングを施したりしてきましたが,ナローゲージのレイアウトには適さないモデルのほうが多いのが現状です.そして増えてきた結果,ケースやモデルがあちこちに散在して収納されることなり,希望の車種がすぐに出てこない状態になっていました.このたびケースのあるものはそれに収めて整理してみることにしました.

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これは整理中の写真です.いわゆるコレクターの方はケースなどをそのまま残されるようです.わたしのように情景用に使う場合はウェザリングを施したりするので,それらのケースは捨ててもよいかと考えていたのですが,最近のディテール豊富なモデルはフェンダーミラーやワイパーなど取れやすいものも多く,収納の際はケースが必要と考えて多くは残してありました.

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モデルに対応するケースを探し出すだけでも大変でしたが,もっとも煩わしいのがケースへの取り付けねじです.たいていのモデルはケースの下からねじ止めで固定できるようになっているのですが,ねじの種類,頭の形状(+-のほかに△),径,長さがまちまちであることです.同じメーカーでも統一性がありません.また,ねじはなくしやすいのでケースにテープで止めてあったのですが,紛失しているのも多く,間に合わせのものでなんとか対応しました.

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こうして対応する専用ケースに入れて大き目の箱に整理しました.

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専用ケースが残っていないものは小型展示棚に収めました.

これでとりあえずの片づけは終わりました.さてどうしましょう?これからリストを補充して車種ごとのレビューをまとめていこうかと考えています.完了すればまた展示を考えたいのですが,専用ケースを別に保管するというのはこれでまた面倒な話なんですよね.

ダイキャストミニカーはやはり手で触って転がしてみて情景を想像するような楽しみ方がいいのです.こどもがおもちゃを手で押しながら楽しむのと同じです.そう考えるとベース付で飾るのは整理上はいいのですが,なんか違和感があります.またベースをつけたところで透明カバーは別に保管することになりスペース的には片付かないんですね.そんなわけで最近集め始めた1/64モデルのほうが精神衛生上よいと思います(笑).ブリスターパックはあっさり捨てられますからね.YouTubeなどにみられる1/64コレクターの無邪気な楽しみ方を見ているとそう感じます.

ホットウィールの精密モデル,デオーラ他 [car model]

DSCF6781s.JPG ディテールが細かく1/64スケールに近いホットウィールを探すために,4月30日に横浜で開かれたワンダーランドマーケットという催しに初めて行ってきました."アンティークトイとホビーの蚤の市"となっていますが,横浜元町のサンセットというお店が主催するもので,ミニカーが中心です.特にホットウィールは中古から新品まで数多くの出展があり,種類やグレードがたくさんあることを目の当たりにしました.探していたのはスケールモデルに近い種類でしたが,とりあえず2セット,希望のものを見つけることができました.1台を除いて1/25キットがあるのでパッケージを並べてみました. DSCF6782s.JPG DSCF6783s.JPG DSCF6784s.JPG まずこちらはホットウィールの35周年記念という2台セット,ゴールドがDodge Deora,ダッジの1965年型ピックアップを改造して,前ドアにしたカスタムカーです.そして青い方は2000年のホットウィールオリジナルのDeora IIで,実車もつくられています.どちらもエンジンが見え,きれいな仕上がりです. DSCF6785s.JPG Deoraは初期のホットウィールでモデル化されましたが,有名にしたのはAMTの1/25キットでしょう.手持ちのキットはのちにMPCブランドでリリースされたもので,直列6気筒エンジンを備えおり.前ドアは上下に開閉します.ベッドカバーの代わりに荷台に載せるキャンパーボディがついています.ごく最近,AMTブランドで再発売されました. DSCF6789s.JPG 次はClay Smith Camsという改造パーツショップの葉巻をくわえた鳥のアイコン"Mr. Horsepower"をあしらった2台セット.1932年型フォードロードスターベースのホットロッドと1959年型エルカミーノです. DSCF6790s.JPG 1/25では’32フォードのストックモデルをフェンダーレスでホットロッド化するキットが何種類もありますが,レベルの比較的新しいホットロッド専用モデルを並べてみました. DSCF6792s.JPG El Caminoはこの1959年型が初代なんですね.第2世代からはひとサイズ小型のChevelleベースになりました.AMTのキットは再発売物ですが,初代の小さなパッケージに収められています. DSCF6788s.JPG さて,一つ前に紹介した1948年型のフォード・ウッディー(こちらも2台セットもの)ですが,レベルのキットがあります.ウッディーはAMTからは1941年型が出ており,1941-1948の間はほとんど車体が進化していないことがわかります.1949年型から膨らみのないフェンダーラインになるわけです. DSCF6794s.JPG こちらは細密仕様ではなく通常のホットウィール.Ford Angliaのヴァン仕様のドラッグレースカーです.小型の英国車なのでスケールオーバーですが,アメ車とおもえば適当な大きさです.エンジンがついていて,ヘッドライトまわりが雑な点を除けば十分鑑賞に堪える出来です. DSCF6793s.JPG この英国フォード車をベースにしたドラッグカーキットはレベルからでています,セダン仕様はアングリアですが,パネルヴァンは商用車名のThames(テームズ)になっています. お手軽ダイキャストモデルを手にしてしまうと1/25キットの組み立てはますます遠のいてしまいそうです(笑)

1/64?のホットロッド [car model]

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いま手に入る1/64相当のホットロッドのミニカーを集めてみました.まずはHot Wheelsです.左の一台はway too fastというダブルエンジンにB型フォードセダンのチョップドボディを載せたものです.キャブはスケールに近いですが,エンジンは大き目です.左から2台目はT-bucketというT型のオープンキャブです.エンジンは巨大です.そして右の2台はAltered Stateというドラッグレース仕様のもの.いずれもスケール物ではなく,エンジンが大きく,ディテールも甘いですが,塗装は美しく存在感があります.そんなホットウィールにもディテールが細かい製品がありました.
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こちらはWild Woodという2台セットで少し前の製品のようです.1948年型のフォードウッディーワゴンとカスタムのピックアップロッドがセットになっています.
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ピックアップロッドも丁寧なつくりでエンジンサイズも適切ですが,48年型フォードウッディーはスケールモデルといっていい仕上がりです.ホイル周りだけを変えたマイルドカスタムの仕様で,サーフボードが載っています.ホットウィールにはトイモデル系とスケールモデル系が混在しているようです.
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こちらはJohnny Lightningの1927フォードTロードスターです.ホットウィールと比べると,スケールモデルに近い丁寧なモールドですが,T型というよりはA型に近いサイズです.前軸のトレッドが広すぎる点を除けば全体的にバランスがとれています.ジョニーライトニングの歴史はこちらに詳しく書かれています.一時期はトミーが管理していたようですが,現在はAuto Worldと同じ会社から発売されています.

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最後は以前にも紹介したグリーンライトのフィアットボディのロッドです.スケールモデルとしてのプロポーションを保っていますが,残念なのは前軸のサスペンションまわりが省略されてトレッドが広すぎることです.
プラモデルや1/43ミニカーに比べて,外れやすい部品がないこのサイズは手軽につかんで,並べて楽しめる点がいいですね.

カタログ,キットの価格 [car model]

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 大学生になり,東京に住む祖母を訪ねる機会が増えました.当時の東京丸の内の構内には洋書雑誌のコーナーがあり,そこで見つけたのがAuto Worldのカタログです.もうすでに熱はさめはじめていましたが,米国のキット事情を知る手だてがほかになかったので,このカタログはとても重宝しました.米国に滞在したことがあるとはいえ,当時まだ直接取り寄せるなどという方法も見いだせず,ただうらやましくカタログを眺めるだけでした.しかし,なんでまたカタログが売られていたのでしょうか?Auto Worldは車の模型通販の大手で,スロットレーシングにもかなり力を入れていましたが,後に姿を消します.しかし今日AMTなどのブランドを展開するRound2によって商標が買い取られ,小売り事業を再開しています.
 ここで,当時のキットの価格を思い出してみましょう.1/25キットの価格は$1.5か$2が普通でした.そして日本では$1が¥360の固定相場の時代で,$1あたり¥600で売られていました.つまり一箱が900円か,1200円ですね.同じようなスケールの日本製キットの価格は300円から500円くらいでしたので,かなり高価なものでした.しかし,年式の古いものは結構半額セールなどをやっていたので,安く手に入れたものも少なくありません.また,Revellの製品はマルサンやのちにグンゼなど代理店などの扱いになっていたものが多く,他の製品より安く$1あたり¥480に設定されていました.
 さて,それまで日本製の多くのキットはディテールよりもモーターを積んで走らせることが主眼でした.しかし,やっと精密なディスプレイモデルのキットが登場します.タミヤから発売されたホンダやロータスのF1フォーミュラカーのキットで,スケールは1/12でした.その値段は1200円でしたので,輸入1/25キットの価格とならびます.一方,Auto Worldのカタログを見ると,これらはMRCのブランドで$12で売られているのです.つまり米国では現地1/25キットの6倍の価格で売られていることになります.今日でも米国ではタミヤなどの1/24キットはAMTやRevell製品の2,3倍の価格で売られています.日本の製品はそれに見合う高い品質が評価されているわけです.しかし,わたしは相変わらず箱を開けてみないと詳細がわからないAMTなどの雑然としたキットの魅力から逃れることができず,整いすぎている日本製品には興味が沸きません.

製作ノート,組み立て説明書,当時のキットの印象 [car model]

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 1960年代に作ったプラモデルはほとんど残っていないわけですが,幸いなことに製作ノートと組み立て説明書が残してありました.ノートはA5サイズで1ページ3台ずつ,購入記録と簡単な製作メモが記載されています.筆まめでは決してないので文章はほとんどありませんが,記録にはこだわったのが幸いし,記憶を取り戻すことができるのです.
 記録は1960年に家族で米国で1年暮らしたときに買ってもらったJo-hanのプロモーションモデルから始まっていますが,本格的に開始したのは友人との競作を開始した1965年です.大学に進学した1969年には購入がまばらになり,記録が途絶えています.長い期間を楽しんだような記憶でも熱中したのは4年ほどだったということがわかります.
 ここで当時の主なキットメーカーの印象を述べておきます.模型製作の楽しみを増やしてくれたのはやはりカスタマイジングキットであり,AMT,MPCそしてJo-hanの製品でした.MPCはAMTからデザイナーが独立したもので,MPC初期の製品はAMTブランドになっているものもありました.京都に住んでいましたが,Jo-hanの製品も豊富に模型屋にならんでいました.箱絵が優れていたのはAMTで,Jo-hanは地味ながらモールドが丁寧でした.MPCはその後AMTの所有会社と同じ系列となり,現在はリンドバーグなどのブランドも含めてRound2により継続しています.Round2は古い金型を修復し,当時の箱絵を復活させて再生産しているのはうれしい限りです.残念ながらJo-hanだけは引き継ぎ会社がなく,再生産はありません.
 プラモデルの世界ではRevellとMonogramの製品が品質の高さで知られています.しかし当時の車のプラモでいえばAMTなどと比べて一段見劣りがしました.当時恰好のライバルだったRevellとMonogramは現在同一会社になっています.新製品のブランドをRevellに統一し,Monogramブランドは一部の再生産品に使っていますが,元のブランドと異なっていることもあり,混乱します.Revell(米国製は1/25)とMonogram(1/24)はかなり製品の性格が異なるからです.Revellは組み立てを楽しむという往年のプラモデルのコンセプトで製品化されており,部品点数が多く,ドアやステアリングなどの可動部分が多いのが特徴です.その代わり組み立てには難航し,修正が必要です.完成時の満足度は高いものの,カスタムパーツのあるキットは少なく,そのパーツもあまり魅力的ではありませんでした.これに対しMonogramのキットは組みやすく設計されていましたが,他社と比較して大味な印象を持ちました.Monogramの特徴としてはパーツが何色かの着色済みになっていることで,塗装しなくても良い点は塗装環境が十分ではない当時としては大変ありがたいものでした.カスタマイジングキットはごく限られていました.

製作後半世紀を経て生き残ったプラモデル [car model]

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 10代のころ,アメ車プラモデルの製作に熱中しました.その魅力はオプションパーツが豊富なカスタマイジングキットの形態にありました.組み立てそのものは簡単で,自分好みの仕様に仕立てられる自由度があることがキットの魅力でした.仕上げの決め手は塗装ですが,当時は限られた色のプラカラーを使って,薬剤噴霧器を改造したポンプで吹き付けていました.スキルも上達しないまま満足の行く仕上がりにはなかなか到達できず,そのうち鉄道模型に手を出すようになってプラモデル製作からは遠ざかりました.実家を離れてからはそのほとんどが捨てられることになりましたが,ガラスのショーケースに収まっていた数台が半世紀を経た今日まで残されました.それがこの写真です.
 好みのモデルが残ったというよりも,塗装作品には不満があったので,塗装を免れた作品が偶然残ったということです.一つずつ作品を簡単に説明します.
 右端にあるのは1929年型フォードウッディーワゴンで,木目のリムの部分は塗装しています.MPCがWild Onesというパッケージで販売したもので,車体はオープンのピックアップが含まれており,それぞれホットロッドにもなる4仕様キットです.脇の自転車も付属します.
 正面にある破損状態の一台はAMTのT型フォードをベースにしたショーロッドKing Tで,塗装しています.これはもう一台のショーロッドが組めるダブルキットでした.AMTブランドとはいえ分化したMPCの製造(その後両社は統合したのでどうでもいいことかもしれませんが)で,その後MPCから数々の派生モデルが登場します.その左にあるのはMPCの1933年型シボレーパネルトラックで,キャデラックをそのまま縮小したような意匠です.そして左奥はJo-hanの1962年型ダッジダートです.
 その他にアクセサリ類が残っています.右手のケースに収めてあるのはMPCギャングバスターシリーズのアクセサリで,砲弾を浴びた窓ガラス,銃,札束の入ったケース,バイオリンケース,手りゅう弾,酒瓶などがあります.1927年型リンカーンに含まれていたもので当時の暗黒街のシーンが演出できるユニークなキットです.ウッディーワゴンの後ろに見えるトロフィーはJo-hanのゴールドカップシリーズに含まれていたもので,30年代のメルセデスベンツとキャデラックがありました.そして正面奥はRevellの小さなショーロッドSurFiteについてきたわらぶき小屋です.
 これらのキットですが,その多くは今日も再版されており,最近になって当時の箱絵が復活しつつあるのはうれしいことです.かつて組んだことがあるこれらキットを買い集めていますので,キットにまつわる思い出をこれから綴っていきたいと思います.
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