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Nの小型電機 松ヶ崎開発鉄道の動力車輛 [Nスケール]

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1975年に就職で関東に移ることになり,松ヶ崎開発鉄道のレイアウトは取り壊されたのですが,動力となった小型電機は下回りのナロー流用も免れて現在まで残っています.

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まずこの7号機はNスケール第1号の創作機関車ということになります.当時,小型動力を探すとミニトリックスの2軸ディーゼルしかありませんでした.インサイドギア(歯が円の内側にあるギアで,減速機構のことではありません)を利用した特殊な構造で,うるさい反面低速が効きます.箱型ボディでリベット表現が欲しかったのですが,自作は到底無理で改造のネタとして選んだのがトミーバックマンのカブースのボディです.いささか強引ではありますが,リベットのある箱型電機を実現するにはこの手しかなく,当時は大変満足していました.ドイツ製ロコの影響で屋根は銀色にしました.

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カブースボディの流用に満足したので,増備機として手に入れたフライシュマンのC型ディーゼルも同様の手法で改装しました.それがこの8号機です.身近の店ではトミーバックマンのカブースが品切れで,直接トミーに連絡して入手したように記憶しています!モニター窓の部分を片方の端面に組み込んで運転席の脇窓にするなど,前作よりも手の込んだ改装となりました.

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その後フライシュマンからうってつけの箱型電機が発売されました.フライシュマンの仮想鉄道であるエーデルワイス・ローカルバーンの電機で,C型ディーゼルの中央軸をレールの清掃機構に置き換えた製品です.魅力ある車体ですが,手にして気づいたのはあまりにオーバースケールで,車幅は他の車体との釣り合いが取れません.そこで側板を切り離し幅を少し詰めて貼りなおしました.屋根もその分削って入線させたのがこの9号機です.因みにフライシュマンはこのボディーをロッド式のラックレール機に架装した機種も出しています.以上の7~9号機の3台がレイアウトで活躍しました.

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就職で関東に移り住み,やっと探していた凸型機関車を手に入れることができました.アーノルトの2軸凸型機で,全く改装する必要のない理想の一台でした.車番は遡って6号機となりましたが,レイアウトは手元になく,活躍することはありませんでした.その後,下回りはナロー2軸電機にもぴったりなので改装待ちとなっていましたが,いまだにナローの電気鉄道は実現していないので,そのまま保存されています!

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そして良く知られるバックマンのC型ディーゼルを手にすることになります.この2輌は車籍として11号,12号となるもので,エンジン室部分を改造してパンタをのせて電機っぽくしたものです.

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また,グリーンマックスがNのプラ車体キットを出し始めたことはプラモ派としては願ってもない展開でした.これはグリーンマックスのクモユニ94の車体キットを切り詰め,バックマンのC型ディーゼルに架装したもので,10号機となりました.

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さて10号機で余剰になったボディーを使いC型ディーゼルのボディ二つでつくったのがこの箱型電機です.しかし,これは創作ではありません,新しく展開を始めたトミーナインスケールのパンフレットにあったので急遽つくりあげたものです.

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これがNスケールの機関車製作の最後となりました.就職先の寮生活ではNスケールとはいえ,レイアウト製作は無理であきらめざるを得ず,1/80で車輛を製作しジオラマに展示する松ヶ崎電鉄プロジェクトに移ることになりました.なお,Nスケールのストラクチャーに関しては稿をあらためて..



落とし場のあるレイアウト ストラクチャーを置いて [S-9mm]

このレイアウトは手軽な運転盤として使うつもりなので,重ねて収納でき,ビニール袋でも持ち歩けるように厚みがないものにしています.そこでストラクチャーは適宜置いて使えるものを2棟用意しました.まずは小屋から.

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工作用段ボールで大きさを決めましたがこれ自体は使いません.3ミリ厚のバルサシートで組みました.

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塗装はアルコールで薄めた墨汁だけです.屋根はボール紙の上にリップル紙で波板を表現しました.波板は重ねているようにも見えますが,横筋をいれてところどころめくれ上がったようにした簡易な工作です.塗装はパステルです.角材の上に載ったストラクチャーで,レイアウト右手前の集電端子脇に置くようにしています.

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もう一つは通り抜け倉庫です.Oナローでもよく使う手で,トンネルのかわりにループが分断しているように見せるためです.

紙のモックアップで形を決めますが,このモックアップをそのまま利用しました.

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ボール紙のモックアップは3ミリ角棒で補強を入れて,表面には現物合わせで波板を張ります.波板にはPlastructのフォーム成型のシートを使いました.

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屋根の粗目の波板はリップル紙です.

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建物はのせるだけですが,車輛が通過するため適当にというわけにはいきません.そこで地面に埋め込んだ4本の爪楊枝が内側の4隅になるようにして位置決めができるようにしました.せせらぎの水の表現は弱いのですが,写真のこの角度だと水面がほどよく光ってみえます.ささやかな4駆の水遊び場です!

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出来上がった二つのストラクチャを置きました.この状態でレイアウトはひとまずの完成です.鉄道車輌だけでなくミニカーを置いて楽しんでいます.

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反対側からの眺めです.レイアウトの外に伸びる側線につながるモジュールを計画中で,Oナロー同様にSナローもトラックモジュールとして増えていきそうです.

落とし場のあるレイアウト 地面をつくる [S-9mm]

レイアウトは最近,電車での持ち歩きが可能,というものを主体に作り続けています.このたびのSナローの展開でも最初のレイアウトはA2判サイズでつくりました.立体的な作りこみはなくフラットに収納できてストラクチャーは置くだけというものです.ストラクチャーを置かなければHOナローとしても共用できます.

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今回のシーナリーは山を置かず,鉱石,砂利やボタ捨ての引き込み線,そして小川などを配したもので,なるべく薄く収納したいことからパネルの裏面を使うことにしました.プランはループの内側と外側に引き込み線があり,内側の引き込み線は積み荷をダンプカーに移す落とし場になっています.内側の引き込み線にはダイオードを入れてあり,自動往復に備えています.PECOの009のフレキシブルとYポイントを使っています.線路敷設用のべニア板を入れる方法でプランを具体化してきます.


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沈み込み型の地形は発泡スチロール板で整えています.


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この上にべニアパネルを載せ,線路を敷設しています


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Oナローではプラスターの土台にキッチンペーパーやプラスタークロスを使うことも多いのですが,今回は直にプラスターを塗りました.べニア板には防水のための塗料をぬり,ボンド水溶液を塗布したうえでトミックスシーナリープラスターを塗りました.部分的には茶こしを使って粉のまま振りかけています.


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線路はバラストを撒く前にウッドブラウンの缶スプレーでレール側面をウェザリングしておきます.バラストまきが終わったところで塗装です.シーナリーの下地塗装はウッドランドのアースアンダーコートを薄めに溶いて塗りタミヤの水溶性アクリル塗料のバフなどでアクセントを付けましたが,あとからの色調調整も考えて色は明るめです.一か所ある橋はプラ棒製です.


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緑はターフなどのスポンジ系とSilflorなどの繊維系を併用しています.

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小川の水はグロスメディアムの筆塗で表現しています.

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落とし場の部分です.板の部分はバルサシートでつくりました.

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ひとまず地面が完成しました.この状態で運転盤として楽しめますが,この上に載せるストラクチャーの製作にとりかかりました.

最初のレイアウト:松ヶ崎開発鉄道 [Nスケール]

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シーナリー付きのレイアウトとして初めて完成させたのがこのNスケールレイアウトです.学生時代の作で,おそらく完成したのは1974年ごろ,写真は1975年ごろ友人に屋外で撮ってもらったものです.大学生になってNゲージを始めることになり,やっと念願のレイアウトをつくることになりました.試行錯誤の末,決まったのが80センチx120センチの小さなレイアウトで,ループのほか,end-to-end,リバース線を織り込んだ欲張りなプランです.

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実現したかったのは,こだわりの小電気鉄道だったのですが,当時Nゲージでは適当が製品がありません.日本製品の電車・電機はKATOのEF65/70かモハ101系しかなかった時代でした.そこでミニトリックスやフライシュマンの2軸入替用機関車を電気機関車風に改造し,客車を引かせる編成列車になりました.線路はPECOのフレキシブル, Setrackの228ミリ曲線,バックマンやミニトリックスのポイントを使っています.またヤード部分は砂利バラストまきですが,ループ部分はPECOのスポンジ道床です.

この創作鉄道は松ヶ崎開発鉄道と名づけました.

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ヤードにある機関庫はPECOの単線機関庫の側面を利用して複線に拡幅,屋根はFallerのものを利用しました.将来の架線集電に備えるために多くの部分にVollmerの架線システムを取り付けています.

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シーナリーは発泡スチロールで地形をつくり,グラスマットを敷き詰めて道路や露出部分には紙粘土を使っています.プラスターは使っていません.

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丘の上に続く道路です.ストラクチャの多くはFallerなどの西独製品ですが自作のものもあります.

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山上の終端駅です.ポイントはスプリング式なので,待避線を経由して戻ります.


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フライシュマンの2軸電機がひく編成がループを走行中.ループは山上への分岐があるので上り下りの勾配があります.ループ部分の道床はPECOのスポンジ製です.

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ループから抜けた編成はトンネルを経由して手前のヤードに戻ってきます.


こうして楽しんだレイアウトですが,その後就職で上京し,片づけることになりました.そして切り取られた手前のヤードの部分だけがガラスケースの最下段に収められ,実家に残ることとなりました.


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この写真は今年初頭にとったものでケース最下段に収められたヤード部分が見えます.しかし,さらなる整理が必要となりました.残すほどのものでもないので,処分がきまりました.結局Nスケールのレイアウトはこの一作のみです.レイアウトで用いた車両や自作ストラクチャの一部は残してあるので引き続き述べていきたいと思います.


Sナロー蒸機をつくる その2(パーシーの下回りとともに) [S-9mm]

さて,パーシー機との2機同時進行となりました.
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車体が組みあがり,屋根を載せるところです.屋根には曲げやすいようにエヴァグリーンの0.5ミリ厚筋目板を使っています.
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シャーシーに載せた2機.取り付け用のねじ孔を切る位置に苦労しますすが,2機ともにシャーシーとボディはねじ固定できるようにしています.
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フライシュマン機にエンドビームを取り付けますが,前後ともバッファーの突起に差し込んでいます.安全弁と汽笛のパーツはロストワックスでトーマモデルさんがイベントで放出したものだと思います.煙室ハンドルはアルモデルの余剰エッチングパーツです.
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完成して5号機となりました.塗装はグレーのサーフェサー吹き付け,艶消し黒の吹き付け,黒のウェザリングパウダー塗布,艶消しクリアー吹き付け,再ウェザリングの手順です.
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パーシー機も同様にして形ができました.サイドタンクよりもせり出たボイラーの下部の一部が動力ブロックの関係で露出しますので板で覆いました.
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同様に塗装し,完成して6号機となりました.
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シリンダーと輪芯の緑色は今一つなので,検修の折塗り替えるかもしれません.
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設計のもとになったOナロー機と並べました.Oナロー機のしたまわりはアルモデルのフェルトバーンSLのパーツを利用したものです.
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Sナローともいえるジュエフのドコービル,ミニトレインズのバグナルと並べてみました.
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レイアウトに入線して試走開始です.パーシーは再生産が予定されているので,もう一機,デザインを変えて作ってみる予定です.

Sナロー蒸機をつくる その1(フライシュマンの下回りを利用して) [S-9mm]

内燃機が揃ったところで次は蒸機をつくることにしました.かねてより下回りとして利用したいと温めていたのがフライシュマンNのBタンクです.
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入門用として,ピンを使わず突起だけでコネクティングロッドとピストンロッドを機能させている構造にも注目です.残念ながら現在は製造中止らしくeBayでしか見ることができません.軸距16ミリ,車輪径7.4ミリです.
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車輛を設計するときはCanvasという作図ソフトを使っています.1ミリ方眼の上に好きなプロトタイプの縮尺した図面を載せて好みの輪郭を作っていくという方法です.今回はOナローでアルモデルのフェルトバーンSLに自家製ボディを換装したときの図面を活用しました.それを3/4に縮小し,適宜変更を加えてフライシュマンのシャーシにふさわしい車体にしてみました.そしてパーツ図面に仕上げます.
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プラバンを切り出したパーツです.機関車のキャラメルモーターは横置きで大きいので,タンクに隠れるボイラー部分は箱にしておく必要があります.
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ボイラーはエヴァグリーンの11.3ミリパイプです.
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ドーム類にも径の異なるパイプを使っています.つばの部分は0.3ミリプラバンを張り付けて爪切りの要領で適当な大きさにしてから整形します.
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煙突はホワイトメタルの余りものを切断して使用.シャーシーにのせて形がほぼできあがりました.
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さて,他にも適当な動力はないかと探したところ,トミックスのトーマスシリーズのパーシーがありました.ちょっとくせのある形ですが走りがよいので,同じデザインで追っかけてつくることにしました.
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パーシーには前部に工具箱のようなものがあり,切断しようかと思ったのですが,シリンダーの支えを隠すための微妙な構造になっています,そこで余計な加工はせず,そのまま使うことにしました.ただし動力のブロックが前方まで伸びているため,工具箱を活かすとボイラーの切り欠きが露出することになります.どうするか悩みましたが,ごまかしで何とかしましょう.

ホットウィールの精密モデル,デオーラ他 [ミニカー]

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ディテールが細かく1/64スケールに近いホットウィールを探すために,4月30日に横浜で開かれたワンダーランドマーケットという催しに初めて行ってきました."アンティークトイとホビーの蚤の市"となっていますが,横浜元町のサンセットというお店が主催するもので,ミニカーが中心です.特にホットウィールは中古から新品まで数多くの出展があり,種類やグレードがたくさんあることを目の当たりにしました.探していたのはスケールモデルに近い種類でしたが,とりあえず2セット,希望のものを見つけることができました.1台を除いて1/25キットがあるのでパッケージを並べてみました.
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まずこちらはホットウィールの35周年記念という2台セット,ゴールドがDodge Deora,ダッジの1965年型ピックアップを改造して,前ドアにしたカスタムカーです.そして青い方は2000年のホットウィールオリジナルのDeora IIで,実車もつくられています.どちらもエンジンが見え,きれいな仕上がりです.
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Deoraは初期のホットウィールでモデル化されましたが,有名にしたのはAMTの1/25キットでしょう.手持ちのキットはのちにMPCブランドでリリースされたもので,直列6気筒エンジンを備えおり.前ドアは上下に開閉します.ベッドカバーの代わりに荷台に載せるキャンパーボディがついています.ごく最近,AMTブランドで再発売されました.

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次はClay Smith Camsという改造パーツショップの葉巻をくわえた鳥のアイコン"Mr. Horsepower"をあしらった2台セット.1932年型フォードロードスターベースのホットロッドと1959年型エルカミーノです.
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1/25では’32フォードのストックモデルをフェンダーレスでホットロッド化するキットが何種類もありますが,レベルの比較的新しいホットロッド専用モデルを並べてみました.
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El Caminoはこの1959年型が初代なんですね.第2世代からはひとサイズ小型のChevelleベースになりました.AMTのキットは再発売物ですが,初代の小さなパッケージに収められています.
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さて,一つ前に紹介した1948年型のフォード・ウッディー(こちらも2台セットもの)ですが,レベルのキットがあります.ウッディーはAMTからは1941年型が出ており,1941-1948の間はほとんど車体が進化していないことがわかります.1949年型から膨らみのないフェンダーラインになるわけです.
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こちらは細密仕様ではなく通常のホットウィール.Ford Angliaのヴァン仕様のドラッグレースカーです.小型の英国車なのでスケールオーバーですが,アメ車とおもえば適当な大きさです.エンジンがついていて,ヘッドライトまわりが雑な点を除けば十分鑑賞に堪える出来です.
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この英国フォード車をベースにしたドラッグカーキットはレベルからでています,セダン仕様はアングリアですが,パネルヴァンは商用車名のThames(テームズ)になっています.

お手軽ダイキャストモデルを手にしてしまうと1/25キットの組み立てはますます遠のいてしまいそうです(笑)