So-net無料ブログ作成
前の10件 | -

コッペルのナローゲージ蒸機 [O-16.5mm (On30, O16.5)]

 コッペル(Orenstein & Koppel)の小型蒸機は日本の多くの軽便鉄道に導入され,そのスリムで端正な造形からかナローゲージ模型では最も人気のある機種になっています.蒸機にはそれほどこだわってこなかったのですが,手持ちの模型を集めてみると,何台かありました.
 
【O-16.5mm】
P2100359m.JPG P2100359m
完成している2機を並べてみました.
P2100350m.JPG P2100350m
右はオレンジカンパニーの西大寺鉄道コッペル7号30HP機.特徴あるラッキョウ型煙突は当社の車輛限界の関係で上部がありません(笑).本格的なブラスの蒸機キットに初めて取り組んだ作品ですが,設計がよく,特別な苦労なく組めました.ただし窓枠がまだついていません.
左はトーマモデルワークスの7トン30HP機です.同じく西大寺の4-5号機がプロトタイプということです.組みやすい設計でした.この2輌がOナローで完成しているもので,どちらも快調に走ります.
P2100354m.JPG P2100354m
トーマモデルワークスは人気のあるコッペルをいくつかリリースしており,手に入れましたがまだ途中までしかつくっていません.
右のプラケースにいれてキットは5トン15HPボトムタンクで安濃鉄道の1-3号機がプロトタイプ.
中央にあるには4トン10HP Cタンクで,秋田営林署にあったものが元になっており,キットは自分でディテールアップする簡易仕様になっています.スケールは1/45です.
そして左側は4トン10HP BタンクでCタンクと同様スケールは1/45.庵原軌道,城南軌道で使われたものを元にしているとのことです.こちらはディテールの細かいキットで開放型のキャブやバックヘッドのオプションパーツも揃えました.
 
トン数が代わればサイズも変わるので細かいことは気にしませんが,1/45にした方が1/43ミニカーや大き目につくられるシーナリーアクセサリと混在させやすく,1/43.5のクリッターまで同居している当方としてはありがたいスケールです.
 
この3台がまだ完成していない理由.キットはどっかいじってみたくなるのですが,コッペルは原型が美しく下手に改造を加えるわけにはいかず,かといってディテールアップするほど実物に詳しくないのでつい後回しになってしまいます.ただし中央のCコッペルはカスタム仕様!にするつもりです.
 
これらの原型コッペルから大きく離れているのが次の1台です.
P2100351m.JPG P2100351m
コッペルのマレー機で,インサイドフレームとアウトサイドフレームが同時に楽しめる模型映えする一台です.ヨーロッパに残っているものとはかなり印象が違いアメリカナイズされています.中米の鉱山で活躍していた2ftゲージ機でコロラドのCripple Creek & Victor Narrow Gauge Railroadで動態保存されています.実物写真はこちらです.
img115m.jpg img115m
TMS1998年5月号(640)に訪問記を掲載しています. 
img114m.jpg img114m
1989年に訪れた時,それほど関心がなかったので下回りをちゃんと観察していません.
P2100353m.JPG P2100353m
キットはBackwoods Miniatureのもので組み立ててから10年以上たっていますが,あと,一歩で完成という段階で止まっています.車輪は外せない構造なので,塗装をどうするか考えているうちにそのままになってしまいました.ヘッドライトなどの未取り付けの部品があるのですが,説明書とともにどこかにしまったきり,見つからないのが放置の原因で,なんとかしなければなりません(笑).しかし走行は問題なく,250Rのカーブを通過できるので時折,レイアウトで走らせて楽しんでいます.
 
この機関車を見るたびに,コッペルも思いっきりイメージチェンジさせていいのだという思いに至ります.
 
【HO-9mm】
P2100358m.JPG P2100358m
さて,こちらは乗工社の初期の製品で浜松鉄道5-6号機がプロトタイプのBタンク.これが発売されたときはかなり話題になっていましたが,当時の自分はあまり蒸機に関心がなく,また組み上げる自信もなく手にしませんでした.ずっとあとに別々の知人から偶然に譲り受けることになり組立てました.弁装置は可動しませんが,それらしいものがロストでついているという設計がいいと思います.
P2100357m.JPG P2100357m
1台はキャラメルモーターのまま,もう1台は新しいカンモーターに換装しました.
P2100356m.JPG P2100356m
その後今野さんのガレージキットとして30HP機が頒布されました.手に入れたままストック状態です.
人気のコッペルは他にも多くのHOキットがリリースされていますが,持っているのはこれだけです.
 
が,しかし,ちょっと待ってください.
P2100355m.JPG P2100355m
エガーバーンの定番であった2号機はミニトレインズからコッペルとして発売されているのです.
銘板にちゃんとOrenstein & Koppelと書かれています.
 
そしてこのデザインは今野さんのガレージキットやさらにそれをベースにしたアルモデルのフェルトバーンSLにも反映しているのです.まわりにはプロトタイプに関して厳格な人が多いので,これをコッペルなどと呼ぶと叱られそうです.しかし,フリーランスモデラーとしては何かに似ているということでプロトタイプの名を語り,何々風というのはいいと思います.ただし,昨今は商標権が厳しいのでOrenstein & Koppelの商標を引き継いでいる企業に使用許諾を申請する必要があるかもしれませんね!


nice!(0)  コメント(0) 

給水塔と石炭置き場をつくる [O-16.5mm (On30, O16.5)]

A2パネルの組み合わせレイアウトの機関庫脇に設置する給水塔と石炭置き場をつくりました.
P2080341m.JPG  P2080341m
給水塔は木製の櫓の上に円筒の金属タンクという構成です.
P2070330m.JPG  P2070330m
タンクの直径は4センチ,トイレットペーパーの芯に0.2ミリプラ板を巻きつけました.
P2080333m.JPG  P2080333m
プラ棒で櫓を組んでいます.右上はトイレットペーパーの芯.栓はプラの部品があったので利用しました.
P2080334m.JPG  P2080334m
タンクの蓋はプラ板による木製
P2080336m.JPG  P2080336m
塗装完了.ホースは電気絶縁用の収縮チューブですが,形を抑えるために中に真鍮線を入れています.
P2050326m.JPG  P2050326m
プラ板のあまりで石炭置き場の枠をつくりました.
P2080344m.JPG  P2080344m
石炭は発泡スチロールの破片の上にバラスト材を固着して表現しました.
P2080347m.JPG  P2080347m
給水塔と石炭置き場をレイアウトに設置しました.
P2080348m.JPG  P2080348m
工場のまわりを引き続き補修中です.


nice!(0)  コメント(0) 

張りぼて工法による小さな木造機関庫 [O-16.5mm (On30, O16.5)]

P1300307m.JPGP1300307m
P1300300m.JPG P1300300m
古びた感じの,Bタンクがやっと収まるぐらいの小さな木造機関庫をつくりました.今回は工作用段ボール紙のモックアップに壁素材を貼り付けていく“張りぼて工法”でつくることにしました.
P1210224m.JPG P1210224m
これが工作用ダンボール紙の土台です.1㎝方眼なので寸法がはっきりわかります.(後で述べるように3ミリ屋根をかさ上げする変更がありますので,寸法の参考にされる場合は上端を3ミリ上げてください.)窓枠はケント紙で作ることも多いのですが,ここではグラントラインのOスケールの窓枠アソートセットに中に一枚ずつ入っていた外枠がない横スライドにも使えるものを拾い出しました.ボール紙の内側に貼りますので,窓の部分は正確に切り抜いておきます.
P1210227m.JPG P1210227m
角は5ミリと3ミリのプラ角棒で補強します.
P1210229m.JPG P1210229m
両側の扉枠ですが,ここに蝶番をつけるので,タミヤの5ミリL字材を使いました.
P1210230m.JPG P1210230m
扉は可動で180度開く蝶番式にしたいと考えましたが,しっかりした蝶番をつくるのは結構大変そうです.そこで東急ハンズで見つけた小箱用の蝶番(長さ14ミリ)をニッパーで上下に分けて使うことにしました.
P1220233m.JPG P1220233m
扉は筋目入り1ミリプラ板を両側で張り合わせ,帯板をつけました.蝶番は0.7ミリ径のTピン(アクセサリー材料店で扱っている虫ピンをなましたようなもの)で固定し,瞬間接着剤を垂らしておきます.扉のはめ込みは,扉側の蝶番に0.8ミリ線を入れて接着し,枠側の蝶番に落とし込む仕組みで,すぐに取り外しできる構造です.
P1220248m.JPG P1220248m
下地塗装をして,扉の開閉を確かめます.しかしここでミスが発覚しました.屋根が低くて破風板をつけると開いた扉にあたりそうです.そこで屋根の角材の縁にさらに3ミリの角材を当てて少し高くしました.
P1260259m.JPG P1220259m
屋根の縁にのった白い角材が3ミリ屋根をかさ上げした部分です.壁面は縦板目としました.使ったのは0.5ミリ厚プラ板で,Pカッターを使い大体4ミリ間隔で筋をいれますが,現物合わせでプラ板の破片を適当な大きさで切り出して埋めていく要領です.板の幅は両端寸法の調整もあるので不揃いです.土台部分は5ミリほど板を張らずに残します.木目は粗いサンドペーパーをかけ,所々傷んだ感じに仕上げます.窓枠は別に切り出します.窓下部は2ミリ角です.
P1260260m.JPG P1260260m
屋根裏は角材で破風板,隠し板を組み,紙の差し込みガイドをつけておきます.
P1260262m.JPG P1260262m
縦板を張り終えたところです.このあと壁面には調色スプレーの薄いグレー(ガルグレーを使用)を吹き,そのあと,部分的にウッドブラウンを吹いて木調の仕上げに入ります.
P1290292m.JPG P1290292m
仕上げはパステルの粉を使いました.茶色,グレー,黄土色など複数色を用意し,粉にしたものをアクリル塗料用溶剤(タミヤX20A)や水で溶いて塗っていきます.粉のまま擦りつけても違った効果がでます.市販のウェザリングパウダーやアクリル塗料も併用できます.毎度試行錯誤しています.
P1290294m.JPG P1290294m
ひととおり木材らしくなったら,アクリル塗料用溶剤(タミヤX20A)に墨汁をたらした黒汚し溶液を塗って筋目を強調します.
P1290299m.JPG P1290299m
屋根は波板張りとしました.ピッチ幅1.6ミリのフォーム成型板(Plastruct  PS47)を使いましたが,特にピッチ幅にこだわったわけではなく,ありあわせです.グレーを吹いた後,ウェザリングパウダーの擦りこみで錆びた感じに仕上げます.
P1300302m.JPG P1300302m
P1300306m.JPG P1300306m
ちょっと汚しすぎかもしれませんが,完成しました.
P1300308m.JPG P1300308m
A2パネルの組み合わせレイアウトに設置しました.レイアウトは運搬するので,建物は固定せずに,下枠の5ミリ角材に2ミリの孔をあけ,そこにビスを落とし込んで設置しています.
P1300305m.JPG P1300305m
さて,これは今まで配置されていたモルタル壁の機関庫でプラ板製です.これも気に入っている作品で,扉は上下端にとりつけたピンで開閉します.この作品は別に使うことにしましたので,このシーンは古びた建物に置き換わり,時代を逆行してしまいました(笑).


nice!(0)  コメント(0) 

アメリカの保存鉄道・博物館めぐり(ちょっと古いビデオ) [鉄道巡り]

撮りだめた鉄道ビデオはそんなに量はありませんが, クリップとしてYouTubeにあげていくことにしました.

ちょうど昭和から平成にまたがる1年間(1988-89),米国滞在中にまわった保存鉄道・博物館の訪問記(数年後のものを含めて)を鉄道模型趣味(TMS)に16回にわけて連載させていただきました.訪問時,同時に撮影したビデオがありますので,ディジタル化して編集作業を開始しました.順次YouTubeにあげていく予定です.

まずは4本をあげました.写真は整理中ですが,関連するTMSの記事号数をカッコ内に記載しました.すぐに手に届くところにありましたら合わせてご覧いただけるとありがたいです.

これらはVHS-Cで撮ったもので,一部S-VHS-Cも混ざっていますが,今からみれば大した違いはないですね.改めて銀塩写真の不動の品質を痛感します.

イダヴィル鉄道(1989)Edaville Railroad, 1989



(TMS1997.3(624) イダヴィル鉄道))

ハイカントリー鉄道(1989)High Country R.R. at Heritage Square



(TMS 1997.6(627) コロラドをめぐった夏の日)

ワシントン山登山鉄道(1989)Mt. Washington Cog Railway



(TMS 1997.10(632) ワシントン山の登山鉄道)

路面を走るアムトラックの列車(1989)Amtrak train running on busy street



(TMS 1998.2(637) インディアナを訪れて)
nice!(0)  コメント(0) 

小さなロッド式内燃機 [O-16.5mm (On30, O16.5)]

久しぶりにOナローの機関車についてです.
DSCF7403m.JPG  DSCF7403m
軽便鉄道模型祭に出展しているクリッターズクラブにここ数年参加していますが, 2017年のお題は“蒸機以外のロッド式動力車”でした.アルモデルの軸距15ミリ動力“アルパワーHO-15”,そしてそれに使うためのロッドセットを手に入れてからそのままになっていましたが,このお題をきっかけに2台の内燃機をまとめました.26号と27号です.
ICL26.jpg 
ICL27.jpg 
▲今回の車輛は現物あわせの設計で,あとから図面にしました.
*****
【26号】
DSCF7349m.JPG DSCF7349m
▲一台目の26号は後部を開放にしたタイプです.機械室の部分は,以前に製作しながら設計変更で使わなかったものを切り詰めて流用しました.多くは現物あわせの製作ですが,そこで役立った便利なもの,それはWAVEから出ている方眼目盛り付きのグレーのプラ板です.
DSCF7373m.JPG DSCF7373m
▲印刷された目盛は歪みが多少ありますが,小さな一品物を切り出すのに大変便利です.残った形のいびつな破片からも切り出しが簡単にできます.
DSCF7380m.JPG DSCF7380m
▲機械室は自作部品の残骸を活用,経年で変色していました. 
DSCF7382m.JPG DSCF7382m
▲キャブ内が見えるのでそれらしくモータ部にカバーをし,運転席らしいものを付けました.人形はグラントラインのプリムス用ドライバーです.車体は青大将グリーン,下まわりは赤を塗装して仕上げました. 
DSCF7400m.JPG DSCF7400m
DSCF7402m.JPG DSCF7402m
*****
【27号】
二台目の27号は廃車にして余剰になっていた蒸機のキャブを利用することにしました.
R0012073m.JPG R0012073m
▲これはDapol(Hornby)のパグ(左)をOナローに改造したときのもの(右)ですが,その後,上回りを作り直したのでキャブだけ残して廃車となっていました.
DSCF7378m.JPG DSCF7378m
▲これを使って機械室と台枠を新しく製作しました. 
DSCF7383m.JPG DSCF7383m
▲塗装が終わったところ
DSCF7399m.JPG DSCF7399m
DSCF7398m.JPG DSCF7398m
▲キャブは赤色で軽くウェザリングされていたままにしたので,新調した機械室の赤が少し明るい色になっています.下回りはオレンジ色にして27号となりました.
DSCF7396m.JPG DSCF7396m
▲車輪の輪芯については,26号機の方はメタルのスポーク輪ですが,28号の方は車輪径を変えた蒸機のお下がりで,アウトサイドフレーム用のカウンターウェイトを埋め込んだものを使用しています.またそれぞれ前照灯に3ミリ径のLEDを装着しています.走らせても楽しい愉快な機関車となりました.


nice!(0)  コメント(0) 

1/43シトロエンの変わり種と東欧系の小型車など [car model]

引き続き1/43モデルカーの話題です.まとめて入手した珍車を紹介します.
PC040101m.JPG PC040101m
PC150113m.JPG  PC150113m
▲まずシトロエン2CVベースの変わり種を2台. 左はシトロエンが開発途上国で展開したシリーズの一つでIvory Coastで生産された 1970年式Baby Brousse.メアリに似ていますが,シートメタルのボルト締め構造.簡単に製作できるというコンセプトだったようです.ヘッドライトの部分にも網がかかっています. 右はノッチバックの2CV,1970 2CV Citroneta でチリとアルゼンチンで生産されたもの.なんでノッチバックかと思いますが,後部はトランクというより蓋つきピックアップというほうがふさわしい形状です.つまり荷台としての役割を担っていたらしいです.(ともにdiecast-clubのモデル)
PC040104m.JPG PC040104m
▲これはシトロエンメアリの業務用,左はアイス売り,そして右は鮮魚売りの仕様です.どちらも人形がついています.(Atlas)
PC040105m.JPG PC040105m
▲こちらはGAZ 03-30 mini busですがA型フォードのバスとしてレールカーに改装しても面白そうです.(Nash Avtoprom)フェンダーと上半分はプラ製ですが,予想より良くできています.
PC040106m.JPG PC040106m
▲旧東ドイツで1964-74の間生産されたMulticar M22(IST).軽自動車のサイズです.これは運転席のみのキャブですが,フルキャブもあり,現在も産業用車両が作られています.
PC040107m.JPG PC040107m
▲ロシアの無限軌道型トラクターが2台,ChTZ Stalinetz 65とSHTZ NATI(ともにアシェットコレクション).TZはトラクター工場の略で,ソビエト時代に各地に存在しました.
PC040108m.JPG PC040108m
▲ミンスク(現ベラルーシ首都)トラクター工場でつくられたMTZ T-16(アシェットコレクション).この写真は後部で,運転席は荷台の方を向いています.
PC150112m.JPG PC150112m
▲そして1944年型Universal U-2(アシェットコレクション).素朴な形で,ステアリングの軸が水平に伸びているのが特徴です.IH の初期モデルFarmall Regularを模範にしてつくられています.エンジンの部分,そのまま機関車に移植できそうです.
PC040109m.JPG PC040109m
▲最後に小型自動車を並べてみました.左からTrabantの初期モデル P50(1957-62) (Atlas),次はフィアット傘下時代にFiat 500をベースに生産された1959 NSU Neckar Weinsberg 500 Coupe (BoS),そして3輪の1957 Fuldamobil S7 (BoS)で排気量は200cc,右端はポーランドの小型車1958 Mikrus MR-300 (WhiteBox)で,排気量は300cc.Trabant は少し大きいですが,他の3台はほぼ初期規格の軽自動車のサイズです.
PC150114m.JPG  PC150114m
比較のためNeckarとMikrusのとなりにマツダクーペとキャロルにならんでもらいました.


nice!(0)  コメント(0) 

1/43ジムニー,ジープ,そしてバギー [car model]

久しぶりにモデルミニカーの話題です.
DSCF7465m.JPG  DSCF7465m
▲アシェットの国産名車コレクションは1/24モデル付きの配本がはじまり1/43はほとんど目に留まりませんが,今も続いているようです,ただしモデルカーの供給元が保有する外国車モデルが当時の輸入車という想定で配布の中心になっていて,時折日本車が混じるという状態になっています.先日偶然ジムニーが登場するということを知り,発売日に入手しました. 309号として先月配本されたスズキSJ410(1981)でジムニー2代目モデル(1981-98)の輸出仕様です.早速軽くウェザリングを施しました.
DSCF7466m.JPG  DSCF7466m
▲そこで所有する1/43のジムニー3代を並べてみました.左の2台は初代(1970-81)で,1970年型(国産名車コレクション59号)と輸出仕様のLJ80(Neo)です.そして中央とその右の2台は2代目(1981-98).SJ30ハーフメタルドア(DISM)とこの度入手したSJ410.右端は現行3代目(1998-)のモデルXC(Hi-story)になります.
*****
PC100111m.JPG  PC100111m
▲ジムニーのついでに元祖ジープの1/43モデルも並べてみました.左端は初代の軍用モデル(Hongwell).次は1962年型Surreyと呼ばれるリゾート仕様(Ixo).この初代の大きさは今の軽自動車とかわりません.中央は三菱ライセンス生産のワゴン1961年型J30(国産名車コレクション96号)でCJ3の派生モデルです.右から2台目は1963年型CJ5(White Box).現在のWranglerにつながる大きさになっています.そして右は現行モデルの2010 Wrangler Islander Edition(Greenlight)です.ラングラーにつながる原型ジープは段々大きくなっています.間もなく登場する新型はさらに大きくなるのでしょうか?
*****
さて先日のモデルカーイベントでトイモデルを少し手に入れました.Hot WheelsとMatchboxで何れもマテルの製品です.ディフォルメされていてスケールは不明ですが,1/43のバギーとして手を入れてみる予定です.
DSCF7450m.JPG DSCF7450m
▲これがその4台で1/43の三菱ミニカと大きさを比較してみました.
PC040103m.JPG PC040103m
▲右側の2台はMatchboxのFour X Forceで4駆のバギーのようです.座席は2座になっているのですが,ロールバーとのバランスを考えると1座に改造して4輪オートバイ風にアレンジするのがよさそうです.そして左奥のブルドーザーはMatchboxのMBX TKT.大型の建設機械をイメージしているようですが,こちらもキャブをはずして1座の小型車にしてみようかと考えています.
DSCF7451m.JPG DSCF7451m
▲残る1台はHot WheelsのBump Around.天井の金網に接触するポールが火花を散らしながら,ぶつかり合って時間内に自由走行する遊園地の乗り物です.この塗装はくまモンのイメージです.このような遊園地カーを公道で走るように改造している事例があるようですが,内燃機関車にもそっくり換装できそうです.
これらのモデルは値段も安く,独創的な形態を楽しんでいます.


nice!(0)  コメント(0) 

ウェールズ・ナローゲージ探訪(16)旅を終えて [鉄道巡り]

旅を終えてのまとめと感想です.
***
【参考サイト】
ウェールズのナローゲージ鉄道を訪問するにあたって参考にしたサイトをあげておきます.まずウェールズ地方のナローゲージの広報活動であるGreat Little Trains of Walesの項目がwikiにあります.
ここからそれぞれの鉄道の詳細を調べておくことができます. 
こちらは加盟団体のサイトで全体の紹介冊子とそれぞれの鉄道のパンフレットをPDFで入手することができます.どの路線も夏場はほぼ休みなしで運行しているので計画が立てやすく助かりました.
こちらも関連サイトです.
加盟しているのは11路線で,すべて訪ねることを目標にしましたが12-1/4in(311㎜)ゲージのミニ鉄道Fairbourne Railwayには寄れませんでした.またSnowdon Mountain Railwayは悪天候のため乗車体験はできませんでした.
現地のローカル線Arriva Trains Wales と共同で“鉄道で旅しよう”というキャンペーンになっており,これに刺激されて計画したわけです.時刻表はPDFで取れますが,分冊になっているので見るのには苦労しました.ナローゲージの多くが鉄道線でつながっているわけではないのでバスを利用することになります.ローカル線も全域を網羅しているわけではないので,それを補完しているのが郊外バス網です
それ以外は地域のバスを利用しました.
***
【旅を終えて】
レンタカーを使えば宿の移動なしで回れそうな範囲に,たくさんの数の保存・観光鉄道があるのが驚きです,あちこちで古い蒸機が稼働していましたが,ゲージが同じというわけでもないので融通しあうのは限界があります.各路線で独自に整備しているわけですから人材の確保も大変だと思います.豊富な英国の産業遺産に紛れて,オーストリアやアメリカなどの海外からきた車輛が活躍しているのも面白いです.また復興といっても湖畔の3か所の鉄道のように標準軌の廃線跡を利用して新たに敷設されたところや,アプローチ改善のための路線が新設で延長された鉄道もあり,観光と保存活動をうまく結びつけています. 
この加盟路線以外にはCorris Railwayに寄りたかったのですが,週末だけの限定運行だったので断念しました.またウェールズから少し南下すればLynton & Barnstaple Railwayもあります.まだまだ訪れたいところがたくさんあります.
DSCF7207m.JPG DSCF7207
▲どこの売店でもたくさんの鉄道書が並べられていましたが,荷物になるので購入したものはわずかです.パンフレットと公式ガイドブックだけは揃えることにしました.左下にあるスレート博物館のガイドブックは英語版が品切れだったのでウェールズ語版を購入して写真を楽しんでいます.
DSCF7486m.JPG DSCF7486m
▲さてGreat Little Trains of Walesは割引になるカードがあるのでこれを事前に手に入れました.
DSCF7487m.JPG DSCF7487m
▲これがカードの記録です.加盟は11路線のはずですが,Fairbourne Railwayはリストにありません.はじめに訪れたSnowdon Mountain Railwayではこのカードが売られていませんでしたので入手したのはそのあとに訪れたLlanberisでした.もしはじめから持っていればSnowdonの欄も記載されたはずですが,結局悪天候による運休で払い戻しとなったのでこの空欄にも意味があるわけです.つまり貫徹で何かいただけるスタンプカードなら残念な結果ですが,これは割引カードなので来年の7月までに行けば適用可能なわけです(笑).最後のBrecon Mountain Railwayの受付で見せたところ,ほとんど回り切ったカードは初めて見たと驚かれました.
***
【模型のこと】
DSCF7092m.JPG DSCF7092
▲今回の買い物はほとんどありません.日本でも入手できるのですが,かさばらない線路関係のものを補充用に購入しただけです.そこでちょっと手持ちの英国ものを出してみました.
PB230012m.JPG  PB230012m
▲こちらはOナローの内燃機です(TMS697号,2002年6月号掲載).左上のKoppel RL1C(Nonneminstre Models)だけはドイツものですが,WHHRにありました.時計まわりにRuston & Hornsby 44/48HP (Wrightlines)
,Hudson-Hunslet 25HP (Nonneminstre Models),そしてSimplex 5ton (Wrightlines)です.同様の実物をみることができたので愛着が沸いてきます
PB230014m.JPG  PB230014m
▲同じ時期に製作した蒸機のメタルキット(こちらもTMS697号に掲載)は部品がとれて補修が必要です.現地で接したKerr Stuartの蒸機とDe Wintonの縦釜(いずれもWrightlines)です.
蒸機黎明期に活躍したDe Wintonですが,最初に訪問したCaernarfonに存在した会社(1854-1901)で,Welsh Highland Railwayの出発駅の前に建物が存在していたことを後から知り,確認しなかったのが残念です.
PB230016m.JPG  PB230016m
▲こちらはずっと作らずにおいてあったキットです.OナローのHunslet Alice Class (
Agenoria Models,いただきものです)は随所で活躍していたオープン機なのでそろそろ手をつけたいところです.手前はOO9のFletcher Jennings “Talyllyn”(Meridian Models)で適当な動力を探す必要があります.
ただし,模型趣味の観点からいえば,この際英国型にも力を入れたいというよりも,ナローゲージの形態は多様で千差万別であることを再確認できたことで,フリーランスのイメージがさらに膨らむ方向にあります.
***
以上でひとまず探訪記を終わります.連載にお付き合いいただき,ありがとうございました.


nice!(1)  コメント(0) 

ウェールズ・ナローゲージ探訪(15)ブレナヴォンの石炭博物館 [鉄道巡り]

10日目(2017.7.29土)はブレナヴォンの石炭博物館を訪ねました. 


ウェールズ最後の二日間はCardiff(カーディフ)に泊まりました.予定していたナローゲージの訪問日程を終えたので10日目は産業遺跡を訪ねることにしました.カーディフは石炭の搬出で栄えた港町で,その山側に広がるブレコン・ビーコンズ国立公園の東端に位置するのが,Blaenavon(ブレナヴォン)の石炭鉱業の産業遺産で,世界遺産に登録されています.今回はその中心にあるBig Pit National Coal Museum(ビッグピット国立石炭博物館)を訪ねることにしました.まずCardiffからEbbw Vale Town行きのローカル線に乗り,バスの乗り継ぎで現地に向かいます.

 CardifRWnet.jpg

▲Cardiffを中心に鉄道網が充実しています.

IMG_0299m.PNG IMG_0299m

▲予備日程だったので前日慌てて行程を調べています.

DSCF7174m.JPGDSCF7174

▲Cardiff駅でEbbw Vale Town行きの列車が停まっています.この車両の下を覗くと2軸車のようです.反対側のホームとはアプローチが別のようなので台車を含めた写真に収めることはできませんでした.本線車輛は全くの知識不足,予習不足でした.

編成は2軸車2輌とボギー車2輌の4輌になっていて,せっかくなら2軸に乗ろうとドアがあくのを待っていたら車掌からボギー車の方に乗るように指示されました.どうやら土曜日の朝は乗客がほとんどいなくて非貫通なので2軸車の方は閉めた状態で走らせるようです.

DSC04803m.JPG DSC04803

▲Llanhilethで下車.そこからバスに乗り換えて終点のBrynmawr下車.さらにバスを乗り換えて目的地のBig Pit National Coal Museumに着きました.何やらホーンビーのカタログで見るようなBタンクが2輌見えます.

DSC04806m.JPGDSC04806

▲Andrew BarclayのNora No.5です.ナローの機関車ばかりみていると,標準機の機関車は腰高ですね.

DSC04808m.JPG DSC04808

▲こちらはHudswell Clarkeの機関車.コネクティングロッドはついていません.


DSC04805m.JPG DSC04805

▲入口に発券機がありましたが,有料なのは駐車場で Museumは入場無料です.

DSC04888m.JPGDSC04888

▲マインシャフトの櫓,手前は巻き上げ機の棟です.

DSC04818m.JPG DSC04818

▲坑道ツアーに参加しました.ここで手荷物を預け,ランプやヘルメットなどを装着します.左にあるのがシャフトのエレベータで地下におりますが,地下の撮影は禁止です.ここでは馬を使っていた時代の削掘方法や炭鉱労働者の過酷な生活環境が語られます.中学生ぐらいの社会見学の団体も多数訪れていました.

DSC04817m.JPG DSC04817

▲鉱車をひっくり返して積み荷を落とす回転式のダンパーです. 

DSC04827m.JPG DSC04827

▲鉱車が並んでいます.

DSC04834m.JPG DSC04834

▲マインヘッドの脇の通路にも鉱車が転がっています.

DSC04842m.JPG DSC04842

▲標準軌の古い貨車もあります.

DSC04845m.JPG DSC04845

▲構内用機関車と人車が展示されています.

DSC04846m.JPGDSC04846

▲鍛冶の設備です.

DSC04861m.JPG DSC04861

▲坑内の空調設備が丘の上にあります.この辺りにはほかにも炭鉱労働者に必要な食堂やシャワールームなどの設備が展示されていました.

DSC04864m.JPG  DSC04864

▲丘の上は設備の残骸が転がっています.大きな歯車を見つけました.

DSC04867m.JPG DSC04867

▲エレベータのかごがあります.

DSC04872m.JPGDSC04872

▲この錆びたタンクには水が貯められていました.

DSC04878m.JPG DSC04878

▲これは坑内用機関車の残骸のようです.

DSC04881m.JPG DSC04881

▲水槽のバランスにより鉱車を上下するマインシャフトが移設されていました.

DSC04882m.JPG DSC04882

▲火薬小屋付近からシャフトを見下ろします.

DSC04897m.JPG DSC04897

▲そして博物館の下には標準軌の鉄道駅Big Pit Haltが見えるのですが,今回はここの探索までは手がまわりませんでした.Pontypool and Blaenavon Railwayとして過去の路線の一部を活用した保存鉄道で2011年にこの駅までの路線が開通しています.


こうして最後の訪問を終え,バスを乗り継いでNewportに向かいました.予約したNewport 15:40発のロンドンパディントン行きのGreat Western Railwayの列車にのり,ロンドンに向かいました.この路線は先日日立製の車輛が導入されたことがニュースになっていました.

DSCF7194m.JPG

▲ロンドンパディントンに到着しました.翌日はヒースローから帰国の途につきました.


もう一回最後のまとめを載せて今回の旅のブログを終えることにいたします.



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

ウェールズ・ナローゲージ探訪(14)ボールドウィンが活躍するブレコン山岳鉄道 [鉄道巡り]

9日目(2017.7.28金)は南ウェールズのCardiffからBrecon Mountain Railwayを訪ねました.いよいよ今回の旅で最後のナローゲージ訪問となります.
brecon.jpg  
▲路線図(www.bigtrainlittletrain.com観光案内より)
【Brecon Mountain Railway (ブレコン山岳鉄道 BMR), 603mmゲージ,路線距離 8.0km】
この鉄道は当初から世界中から車輛を集めて走らせる観光鉄道として企画されています.そして候補地としてBrecon Beacons(ブレコン・ビーコンズ)国立公園内の山麓が選ばれたのです.ここには1859年に開業し,1964年に廃線となった標準軌のBrecon and Merthyr Railwayの路線跡があり,その一部であるPantとTorpantauの間を再利用することで1978に着工されました.しかしすでに線路や橋脚などの鉄道設備の一部も撤去されていて再建は大変だったようです.そして1980年にPant からPontsticillまでを開業し,2014年に現在のTorpantauまでの運行となりました.
PantからTorpantauまでは片道25分,帰りはPontsticillで施設見学のため25分停車し,往復1時間半の行程になっています.当日は4往復で一編成の運用でした.
当日は朝から雨です.Cardiffからは多くの鉄道の支線が伸びています.そこでMerthyr Tydfil(マーサー・ティドビル)まで鉄道にのり,そこからバスを使うという計画だったのですが,ホテルをでてすぐのところにMerthyr Tydfil行きのバスが偶然にも停まっていたので,予定を変えてこれを利用し,その終点から別のバスを乗り継いで向かうことになりました.
DSC04733m.JPGDSC04733
▲バスを乗り継いで降りたのはPantの墓地の前.ここからすぐのようですがちょっと寂しげな情景です.
DSC04747m.JPG DSC04747
▲しばらく歩いてPant駅に到着.まもなくボールドウィンがやってきました.
DSC04750m.JPG DSC04750
▲これが出発駅の光景です.この日の運用は2号機, Baldwin 4-6-2,1930年製の47トン機.南アフリカで石灰石輸送に使われ1974年に暴走事故で廃車となっていたものを1990年に取得,1997年から運行されている典型的なアメリカ型です.
この観光鉄道の開業時から活躍したのはArnold Jung,1908年製の14トン機で,東ドイツからわたってきたものだそうですが,当日は車庫にしまわれていたようで見ることはできませんでした.現在は出力の関係でBaldwin機が運行の主体で,2号機のほかにブラジルで活躍した一両がレストア中,他にも図面をもとに復元予定のBaldwin機があるようです.
DSC04749m.JPG DSC04749
▲最後尾のカブースはアメリカメイン州の2ft鉄道Sandy River 1903年の図面に基づいて作られています.
DSC04754m.JPG DSC04754
▲出発駅から見た風景です.Taf Fechan川の貯水湖に沿って走ります.
DSC04758m.JPG DSC04758
DSC04760m.JPG DSC04760
▲終点のTorpantau駅です.天候が悪いので付近の散策はしませんでした.
DSC04769m.JPG DSC04769
▲折り返しのため,付け替えが完了しました.
DSC04774m.JPG DSC04774
DSC04778m.JPGDSC04778
▲そして帰路Pontsticillでしばらく停車します.Taf Fechan川の貯水湖が見えています.
DSC04771m.JPG DSC04771
▲Pontsticillには古典蒸機の博物館があり,その前庭には蒸気エンジンが置かれていました.
DSC04781m.JPG DSC04781
▲博物館の中に入ります.Hunslet 1903年製 Sybil.
DSC04782m.JPG DSC04782
▲De Winton1894年製のヴァーティカル・ボイラーPendyffrynです.
DSC04784m.JPGDSC04784 
▲もう一機の小さなヴァーティカル・ボイラーはRedstoneという人が1905年に個人製作したというもの.模型的でいいですね.
DSC04790m.JPG DSC04790
▲運用中のボールドウィンの銘板です.
DSC04791m.JPGDSC04791
▲なじみのあるスタイルです.ウェールズで米国型蒸機が拝見できるとは予想外でした.
DSCF7160m.JPG DSCF7160
▲デッキにはカメラを構える人が数人見受けられます.
DSCF7162m.JPG DSCF7162
▲湖畔を走る鉄道はスランベリス,ベラに続いて三つ目でしたが,スランベリス同様,天候に恵まれませんでした.
DSC04745m.JPG DSC04745
▲Pantに戻りした.駅に隣接して修理工場があります.
DSC04742m.JPG DSC04742
▲これが工場内です.ボールドウィン機のレストアが行われているのがわかります.シリンダーヘッドやキャブ,ボイラーが個別に並べられていてまるで組み立て中の模型のようです.手前の工作機械類も壮観です.
DSCF7167m.JPG DSCF7167
▲帰りはバスでMerthyr Tydfil(マーサー・ティドビル)まで出るとローカル線の終端駅があり,気動車が待っていました.
ちなみにこの町はトレビシック(Richard Trevithick)が世界で初めての蒸気機関車を走らせたところのようです.
そしてCardiffに戻りました.旅も終わりに近づいてきました.これで予定していたナローゲージの訪問は終わりました.ほぼ予定通りに旅はこなせたので明日の予備日は炭鉱博物館に行きます.


nice!(0)  コメント(0) 
前の10件 | -