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ウェールズ・ナローゲージ探訪(14)ボールドウィンが活躍するブレコン山岳鉄道 [鉄道巡り]

9日目(2017.7.28金)は南ウェールズのCardiffからBrecon Mountain Railwayを訪ねました.いよいよ今回の旅で最後のナローゲージ訪問となります.
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▲路線図(www.bigtrainlittletrain.com観光案内より)
【Brecon Mountain Railway (ブレコン山岳鉄道 BMR), 603mmゲージ,路線距離 8.0km】
この鉄道は当初から世界中から車輛を集めて走らせる観光鉄道として企画されています.そして候補地としてBrecon Beacons(ブレコン・ビーコンズ)国立公園内の山麓が選ばれたのです.ここには1859年に開業し,1964年に廃線となった標準軌のBrecon and Merthyr Railwayの路線跡があり,その一部であるPantとTorpantauの間を再利用することで1978に着工されました.しかしすでに線路や橋脚などの鉄道設備の一部も撤去されていて再建は大変だったようです.そして1980年にPant からPontsticillまでを開業し,2014年に現在のTorpantauまでの運行となりました.
PantからTorpantauまでは片道25分,帰りはPontsticillで施設見学のため25分停車し,往復1時間半の行程になっています.当日は4往復で一編成の運用でした.
当日は朝から雨です.Cardiffからは多くの鉄道の支線が伸びています.そこでMerthyr Tydfil(マーサー・ティドビル)まで鉄道にのり,そこからバスを使うという計画だったのですが,ホテルをでてすぐのところにMerthyr Tydfil行きのバスが偶然にも停まっていたので,予定を変えてこれを利用し,その終点から別のバスを乗り継いで向かうことになりました.
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▲バスを乗り継いで降りたのはPantの墓地の前.ここからすぐのようですがちょっと寂しげな情景です.
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▲しばらく歩いてPant駅に到着.まもなくボールドウィンがやってきました.
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▲これが出発駅の光景です.この日の運用は2号機, Baldwin 4-6-2,1930年製の47トン機.南アフリカで石灰石輸送に使われ1974年に暴走事故で廃車となっていたものを1990年に取得,1997年から運行されている典型的なアメリカ型です.
この観光鉄道の開業時から活躍したのはArnold Jung,1908年製の14トン機で,東ドイツからわたってきたものだそうですが,当日は車庫にしまわれていたようで見ることはできませんでした.現在は出力の関係でBaldwin機が運行の主体で,2号機のほかにブラジルで活躍した一両がレストア中,他にも図面をもとに復元予定のBaldwin機があるようです.
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▲最後尾のカブースはアメリカメイン州の2ft鉄道Sandy River 1903年の図面に基づいて作られています.
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▲出発駅から見た風景です.Taf Fechan川の貯水湖に沿って走ります.
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▲終点のTorpantau駅です.天候が悪いので付近の散策はしませんでした.
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▲折り返しのため,付け替えが完了しました.
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▲そして帰路Pontsticillでしばらく停車します.Taf Fechan川の貯水湖が見えています.
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▲Pontsticillには古典蒸機の博物館があり,その前庭には蒸気エンジンが置かれていました.
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▲博物館の中に入ります.Hunslet 1903年製 Sybil.
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▲De Winton1894年製のヴァーティカル・ボイラーPendyffrynです.
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▲もう一機の小さなヴァーティカル・ボイラーはRedstoneという人が1905年に個人製作したというもの.模型的でいいですね.
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▲運用中のボールドウィンの銘板です.
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▲なじみのあるスタイルです.ウェールズで米国型蒸機が拝見できるとは予想外でした.
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▲デッキにはカメラを構える人が数人見受けられます.
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▲湖畔を走る鉄道はスランベリス,ベラに続いて三つ目でしたが,スランベリス同様,天候に恵まれませんでした.
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▲Pantに戻りした.駅に隣接して修理工場があります.
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▲これが工場内です.ボールドウィン機のレストアが行われているのがわかります.シリンダーヘッドやキャブ,ボイラーが個別に並べられていてまるで組み立て中の模型のようです.手前の工作機械類も壮観です.
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▲帰りはバスでMerthyr Tydfil(マーサー・ティドビル)まで出るとローカル線の終端駅があり,気動車が待っていました.
ちなみにこの町はトレビシック(Richard Trevithick)が世界で初めての蒸気機関車を走らせたところのようです.
そしてCardiffに戻りました.旅も終わりに近づいてきました.これで予定していたナローゲージの訪問は終わりました.ほぼ予定通りに旅はこなせたので明日の予備日は炭鉱博物館に行きます.


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ウェールズ・ナローゲージ探訪(13)ウェルシュプールへ ニブロクの軽便鉄道 [鉄道巡り]

現地8日目(2017.7.27木)はCambria線でAberystwythを出発,Welshpoolに立ち寄ってから南ウェールズのCardiffまで移動します.
Welshpool では2ft6in (ニブロク)ゲージのWelshpool & Llanfair Light Railway (W&LLR) を訪ねました.
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(www.bigtrainlittletrain.com観光案内より)
【Welshpool & Llanfair Light Railway (ウェルシュプール・ランヴァイル軽便鉄道 W&LLR), 762mmゲージ,路線距離 13.7km】
今回の訪問で唯一の2ft6in (ニブロク)ゲージの鉄道です.日本ではナローゲージの標準のような規格ですが,こちらでは珍しいようです.1903年の開業で,Cambrian Railwayが運営していました.Great Western Railwayに吸収された後1931年に旅客輸送が廃止され,1948年の国有化後の1956年に貨物輸送の廃止で一旦廃線となります.ボランティアによる復興事業は1963年から開始され,1981年から現在に至るまでRaven Square(レイヴンスクエア)からLlanfair Caereinion(ランヴァイル・カイレイニオン)間で観光鉄道として運行されています.元々はWelshpool駅始発でしたが,市街地の狭い建物の間を通り抜けるためRaven Square(レイヴンスクエア)までの区間は復興されていません.片道所用時間は45分,当日は蒸機5往復,始発と最終便がディーゼル機の運用で,折り返し1時間の休憩をはさむと往復の所用時間は2時間半です.
Cambria線のWelshpoolから少し離れたW&LLRの始発駅Raven Squareまで,小雨が降る中スーツケースを転がして歩くことになりました.
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▲Welshpoolの駅から市街地をすこし歩くと運河を渡ります.Powysland Museumという郷土史博物館の建物が見えます.この先にはPowis Castle(ポウィス城)という天空の城ラピタのモデルとなったとされる城があります.普通の観光旅行ならまずそこを訪ねるべきでしょうね(笑).
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街並みが続きますが,W&LLRの始発駅まではまだ先のようでgoogle mapが手掛かりです.
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▲そしてRaven Square駅に到着.列車がやってきました.
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▲給水中の蒸機は1号機(822),The Earl.Beyer Peacock 1902年製.創業時からの現役で2001年に修復を受けている伝統ある機関車です,もう1機,同型の2号機(823)があります.
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▲2in6ftゲージの客車の確保には苦労しているようです.これはオーストリアのZillertalbahn(チラタール鉄道)の2軸客車です.しかもオリジナルの表記のまま使われています. 
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▲そしてハンガリー鉄道から来た客車もあります.ゲージが合えば既製品を自由につなげて走らせる模型のようです(笑).
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▲ヨーロッパ大陸の客車を引っ張るThe Earlの編成,いよいよ出発です.
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▲のどかな風景の中のニブロク線路
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▲途中の列車交換,蒸機は12号機Joan,Kerr Stuart 1927年製.西インド諸島のアンティグアのサトウキビ農場で使われていたものを修復しています.
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▲石の橋脚にのった鉄橋を横断中.
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▲そして終点Llanfair Caereinion(ランヴァイル・カイレイニオン)に近づきました.
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▲終点です.折り返しまで1時間あります.ヤードや工場の立ち入り許可をもらい,案内してもらいました.
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▲ロッド伝動の11号Ferret.Hunslet 1940年製で元は坑内用.
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▲その後ろ姿.Great Westernの緑色に塗られています.
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▲17号機はドイツDIEMA 1979年製で台湾の製糖工場で活躍ののち2004年に導入されています.
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▲ロッド伝動の7号機ChattendenはBaguley1949年製.
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▲当日活躍中1号機(822)と同型の2号機(823)The Countessが車庫にいました.緑色の塗色です.
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▲信号所の風景です
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▲戻りは機関車のすぐ後ろに席をとりました.
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▲帰路,再び12号機Joanの編成と交換.オーストリア製の客車はSalzkammergut Lokalbahnから来たようです.
起点のWelshpool (Raven Square)に戻ると見学用の車庫がありました.
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▲8号機 Dougal.Andrew Barclay 1946年製.1969年にやってきたそうですが,2014年まで稼働し,その後ボイラー修復のため保管中.
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▲6号機Monarch.Bagnall 1953年製の複合型蒸機で英国での産業用としては最後につくられた蒸機とのことです.製紙工場で使われたのち1966年にやってきたようですが,一度Ffestiniog Railwayに移ったものの改軌されないまま展示用として買い戻されたという経緯があります.化粧直しをして静態展示中です.
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▲再び出発するThe Earlの編成.
蒸機はオリジナル,しかし客車はヨーロッパ大陸モノをそのままの塗色で使うというまるで模型のような編成を楽しむことができました.何回往復しても自由と言われたのですが,時間の都合で2時半には本線駅に戻りました.本線駅までの廃線跡散歩のパンフレットが用意されていたのですが,スーツケースを転がしながらでは無理なのであきらめました.この日はWelshpoolから一度ウェールズを離れてShrewsburyに行き,そこで乗り換えて南ウェールズのCardiff(カーディフ)に向かいました.Cardiffには5時半ごろ到着,そこで2泊します.


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ウェールズ・ナローゲージ探訪(12)アベリストウィス [鉄道巡り]

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▲Aberystwythへ至る路線(www.bigtrainlittletrain.com観光案内より)
前回述べたVale of Rheidol Railwayの起点になっているAberystwyth(アベリストウィス)は海岸沿いの保養地です.町は地方行政の中心地で大学も知られていますが,鉄道でのアプローチは意外と不便でした.Cambrian線の支線の終点にあり,北ウェールズの海岸線にそって南下するCambrian線は入り組んだ潟に沿って内陸に向かい,Aberystwythへの支線はDovey Junctionで分岐しています.
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▲Dovey Junctionのプラットフォームで右手前方向にAberystwythへの支線が伸びています.
ただし,この駅は無人駅で時間帯によっては通過します.
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▲一駅内陸側にあるMachynlleth(マッキンレー)が運行上の乗り換え駅になります.夕方の時間帯でも1時間に一本の接続しかありません.
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▲Aberystwythでは海岸沿いにゲストハウスが並んでいます.その一棟に泊まりました.
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▲犬OKのパブで,オーストラリアンシェパードです.主人がワインと料理を楽しんでいる間おとなしくしていました. 
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▲町にある城址公園.クボタの車輛が園内を整備しています.
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▲城址公園の一角.町が見渡せます.
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▲丘にあがるケーブルカーが町の向こう側に見えます.
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▲ケーブルカーAberystwyth Cliff Railwayの乗り場があります.
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▲Aberystwyth Cliff Railwayは1896年の開業.当初は水槽バランス方式で1921年に電化.
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▲ゲージは標準軌(1435mm)で,全長237m,近年まで英国最長だったそうです.
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▲上はConstitution Hillという公園になっています.ここから町が一望できます.
翌日は南ウェールズのCardiff(カーディフ)まで移動します.


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ウェールズ・ナローゲージ探訪(11)レイドール渓谷鉄道 [鉄道巡り]

現地7日目(2017.7.26水)は宿泊しているAberystwyth(アベリストウィス)の駅から伸びているVale of Rheidol Railwayにのりました. 
【Vale of Rheidol Railway (レイドール渓谷鉄道 VoRR), 603mmゲージ,路線距離 18.9km】
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▲VoRR路線図(www.bigtrainlittletrain.com観光案内より)
Vale of Rheidol Railway (VoRR)は鉛鉱石などの貨物輸送のために計画されながら,1902年に開業したときは既に産業は斜陽でただちに観光鉄道としての運行が開始されました.その後幹線を担うCambrian Railway,そしてGreat Western Railwayの経営となり,大戦後は国有化されたのち, 1989年に独立しています.その間運行休止期間のなかった鉄道です.ゲージは変則的な1ft11-3/4in=603mmで,AberystwythからDevil’s Bridgeまでを1時間かけて走行する観光鉄道です.谷あいを見下ろす風景の中を走るのが特徴ですが,日本と違って途中トンネルが一つもない穏やかな地形です.
前日Talyllyn鉄道のあるTywynからAberystwythに戻った際にVoRRのホームを見にいきました.
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▲これが火を落として停泊中の蒸機です.Great Western Railway 1924年製の愛称Prince of Wales,9号機らしいですが製造番号である1213の札がついています.Great Western Railway時代の緑色の車体に黄色い文字が書かれています.キャブが張り出していてかなり大きな印象です.
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▲もう一機の編成が戻ってきました.同じ機種で愛称はLlywelyn,8号機です.VoRRには3台の蒸機がいるようで,残る一台も同じ形らしいです.
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▲このディーゼル機関車10号機は火をおとした蒸機を車庫に押し込むために待機しています.Baguley-Drewry 1987年製
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▲一日の仕事を終え,車庫に格納されます.国有化されていただけあってCambrian Lineと共用する駅は広くて車庫は遠くに見えます.広くて整然としていると一般の鉄道設備と同じで,見学させてほしいとは頼めない雰囲気ですね.
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▲そして翌日,乗車のために駅に向かうとあいにくの天候.それでもホームに乗客が集まってきます.9号機(1213)がけん引するようです.
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▲出発後すれ違ったモダンな保線車は1985年製のサンダーバード4号!
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▲帰りにすれ違ったときは向きが逆.上体だけで180度回転するそうです.犬も乗っています.
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▲このような谷あいを見下ろす風景が続きます.
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▲終点のDevil’s Bridgeに到着.散策コースがありますが,雨が結構降っているので構内でゆっくりします.
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▲終点では側線の短い区間を使って運転席での乗車体験ができるコーナーがあり,小さな機関車が動いていました.
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▲活躍していたのはこのHunslet1894年製のMargaret.オープンタイプです.以前はKerr Stuart製のWrenという機種が使われていましたが.この機種に代わってはるかに扱いやすくなったとのことでした.
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▲体験線ではお客さんを載せて短い区間ですが,往復していました.1/1のライブスチームですね.
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▲1時間の滞在で列車は戻ります.
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▲客車は1930年代にGreat Westernの工場でつくられたもので統一感があります.
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▲8号機の編成と交換です.
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▲オープン客車の車内.
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▲Aberystwithに帰ってきました.
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▲向こう側のホームにはCambrian Lineのディーゼルカーが止まっています.Cambrian Lineの支線になりますが,ここが終点でこれより南の海岸線には鉄道がありません.
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▲再び出発していきました.
お宝車輛も眠っていそうですが,公開はしていないようです.本線なみのスケール感があり,乗って楽しむ鉄道であり,走行風景を撮るのによいところだと感じました.また,売店は書籍や模型が充実していました.午後はAberystwythの町を散策しました.

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ウェールズ・ナローゲージ探訪(10)タリスリン鉄道その2 [鉄道巡り]

出発点のTywyn Wharfに戻りました.順にやってくる蒸機を見ることにします.
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▲1号機Talyllyn. Fletcher Jennings 1864年製.改装されて1958年から修復を重ねながら現役です.
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▲1号機Talyllynは絵本ではScarloeyです. 特徴的な屋根は模型でもおなじみです.
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▲手前にはヴィンテージカーのMorganの3輪がとめられています.
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▲6号機Douglas.Andrew Barclay 1918年製
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▲6号機Douglasは絵本ではDuncanです.日本に数多く入ってきたコッペルに似ているためか親しむやすい形です, 
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▲7号機Tom Rolt.Barclay 1948年製
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▲7号機Tom Roltは一番新しい仲間です.3ft機でしたが.1969年に購入され,改装が完了したのは1991年.名前は本鉄道の復興に貢献した人物に因んでつけられています.
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▲出発する7号機Tom Roltの編成
さて,駅にはNarrow Gauge Railway Museumが併設されています.所狭しと歴史的な機関車が収められています.その一部です.
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▲これはギネスビールの工場で活躍した1895年製の機関車
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▲こちらはBeyer Peacock 1887年製の18inゲージの小さな機関車.
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▲初期の鉱山で数多く活躍したDe Winton1877年製のヴァーティカルボイラー.
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▲そして現在復元基金を募集しているFletcher Jennings 1880年製のWilliam Finlayです.元は3ft21/4inという特殊なゲージです.
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結局丸一日滞在しました.あとから設備を利用してつくられた観光鉄道と異なり,ここは開業以来継続してきたナローゲージ鉄道です.すべての設備がこぢんまりとまとまっていて,ボランティアの方々も往時の雰囲気を盛り立てて活動しており,ゆっくりとした時間を楽しむことができました.
夕方Tywynからカンブリア線に乗って2泊目となるAberystwythに戻りました.


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ウェールズ・ナローゲージ探訪(9)タリスリン鉄道その1 [鉄道巡り]

現地6日目(2017.7.25火)は宿泊先であるAberystwyth(アベリストウィス)からカンブリア線でTywyn(タウィン)に向かい,Talyllyn (タリスリン) Railwayを訪ねました. 

【Talyllyn Railway (タリスリン鉄道 TR), 686mmゲージ,路線距離 11.7km】

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Talyllyn Railway(TR)は1865年にスレート石の運搬のために開業するとともに当初から旅客輸送も担ってきました.1950年にはほとんど廃業状態となりつつも殆ど途切れることなく翌年の1951年には復興保存活動が始まっており,世界最古の保存鉄道と言われています.機関車トーマスの原作者であるWilbert Awdryはここでボランティアをしていた経験から,この鉄道を舞台にした作品が多数あり,多くの機関車が作品の中に登場することでも知られています.

現在は始点のTywynからNant Gwernolまでを55分かけて走行します.訪れた夏場のシーズンは一日7往復しており近隣の保存鉄道の中でも本数が突出しています.ゲージは,他では珍しい2ft3in=686mmです.これは英国のナローゲージ鉄道模型のスタンダード009(1/76 9mm)には理想のゲージといえます.

さて当日は10:30の始発にのり,終点で折り返した後,帰路Pendreで降ろしてもらい,車庫周辺を見学してから戻ると行程です. 

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▲カンブリア線のTywyn(タウィン)の駅を降りるとまわりは住宅地でしたが,少し歩くとTRのTywyn  Wharf駅が見えてきました.

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▲出発まで時間があったので,許可をもらって駅構内をみて回りました.左に見えるのはカンブリア線です.

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▲そしてやってきたのはお面をつけたPeter Samでした.

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▲出発駅の前にある陸橋のクリアランスはかなり狭く模型的です.

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▲この4号機Peter Samは機関車トーマスの一連の作品に登場する機関車の名前です.1921年Kerr Stuart製のTattooクラスという形式で,Corris Railwayに納入されたあと,1951年に引き取られ修復されたもので正式名はEdward Thomasです.


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▲客車の編成

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▲そろそろ出発です.

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▲沿線ののどかな風景です.

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▲終点のNant Gwernolです.この先には散策コースがありますが,折り返します.

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▲帰路はAbergynolwynで30分ほど休憩となります.売店などの設備がある駅です.ここで機関士たちも食事をしています.

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▲Abergynolwyn駅で休憩中.

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▲Quarry Sidingで列車交換です.やってきたのは1号機Talyllynの編成です.

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▲Brynglasで再び列車交換です.やってきたのは6号機Tom Roltの編成です.

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▲そして車庫のあるPendreで降ろしてもらいました.

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▲1940年Ruston Hornsby製の”Midlander”が側線にいました.

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▲その後ろの”Alf”はHunslet製で元は坑内用のロッド式.

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▲石造りの車庫です.

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▲少し歩いて陸橋から6号機Douglasの編成を撮りました

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▲駅の前には2台の古いランドローバーが.その中の1台です.

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▲列車通行時.駅前の道路はゲートで閉鎖されます.1号機Talyllynの編成がやってきましたので,これにのって始発駅に戻ることにしました.(続く)


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ウェールズ・ナローゲージ探訪(8)2ftゲージのベラ湖畔鉄道 [鉄道巡り]

現地5日目(2017.7.24月)はBala Lake Railway(べラ湖畔鉄道)を訪ね,次の宿泊先であるAberystwyth(アベリストウィス)に向かいました.
【Bala Lake Railway (ベラ湖畔鉄道BLR), 610mmゲージ, 路線距離7.2km】
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いままで訪れた4路線LLR,WHR,FR,WHHRは,いずれもゲージは2ftより僅かに狭い597mm=1ft1½inでした.そしてここではじめて産業用の標準である610mm=2ftゲージの鉄道Bala Lake Railway (BLR)を訪ねることになります.細長い湖畔の鉄道という点ではスランベリスのLLRに似ており,ここも同様に観光鉄道として再建されたものなのです.元の標準軌の路線は1965年に廃線になっていますが,そのすぐあと1972年には一部区間でナローゲージの観光鉄道としての再興が始まっています.産業用のナローゲージの標準である2ftゲージを採用したためか鉱山用小型蒸機を多量に供給してきたHunslet製の小型機がたくさん集められている点が特徴です.車庫のある拠点はLlanuwchllyn(スランイウフスリン)側にあり,終点のBala(ベラ)まで25分かけて走行,そこで折り返します.今後はBalaの町の中心部に乗り入れる計画が進められているようです.
 この日はバス便でBLRを目指します.宿の前を出発するバスにのってFRの終点Blauneau Ffestiniog(ブライナイ・フェスティニオグ)まで行き,そこからDollgellau(ドルゲラウ)に行きに乗り換え,そこからさらに乗り換えてLlanuwchllyn(スランイウフスリン)までとバスを3便乗り継ぐ計画だったのですが,都合よく最初のバスはBlauneau FfestiniogについたらDollgellau行きになるということで1回の乗り継ぎで目的地につくことができました.
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▲Dollgellauで乗り継ぎのバスを待ちます.バス停前の花屋さん.
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▲Llanuwchllynで下車すると,あたりはのどかな住宅地です.そして少し歩くとBLRの駅が見えてきました.
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▲これが出発駅です.廃止された標準軌線施設の再興なのでゆったりしています.オープンキャブのHunslet機がけん引しています.
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▲オープン客車にのりましたが,犬連れの乗客でにぎわっています.
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▲LLRを訪れた時は雨でしたが,ここでは晴天に恵まれ,湖畔の景色を楽しみました. 
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▲終点Balaで折り返しのため付け替え移動中のHunslet機.オープンキャブにベレー帽の機関士とイギリスらしい風情です.この日フル出動だったのは1885年製のWinifredです.50年ほどアメリカで保管されていて2012年に戻ってきたそうです.
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▲付け替え完了です.
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▲終点のホーム上には古い陸橋がかかっています.
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▲起点に戻って水と石炭の補給です.
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▲最後部の客車だけべニア板とアルミサッシでつくったような車輛です(笑).
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▲許可をもらってヤードの散策です.
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▲珍しいボギー台車のディーゼル機関車Meyrionnyddがありました.Severn Lambというレジャー施設向け移動機器メーカーによる1973年製.標準軌機関車のかたちに似せて作られたようです.復元された蒸機に混じってこのような創作機関車がいるのが面白いです.
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▲小さな客車(あるいは車掌車)がありました.
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▲張り上げ屋根の有蓋車です.
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▲車庫の脇には古いトラクターとレストア中のミニがひっくり返っています!模型で再現したくなります.
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▲1939年製のRuston & Hornsby内燃機”Chilmark”です.
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▲さて,機関庫の中は色とりどりのHunslet機がたくさんいました.入ってみたいところですが,ロープが張られていて関係者が出払ったまま戻ってきそうにもないので外からの拝見です.屋根付き,オープンを合わせて同じスタイルのHunslet機だけで5両持っているようです.
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▲信号所の中は見学できるように整理されています.
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▲ホームで昼食をとることができるのでのんびりと過ごしました.
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そのあと,バスでBarmouth(バーマス)にでました.砂浜が広がっていて賑わっている観光地です.河口の対岸に行けばミニゲージのFairbourne Railway(フェアボーン鉄道)がありますが,時間の関係であきらめ,ローカル線のCambrian Line(カンブリア線)を乗り継いて宿泊予定の保養地Aberystwyth(アベリストウィス)にむかいました.


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ウェールズ・ナローゲージ探訪(7)もう一つのハイランド鉄道はクリッターの宝庫 その2 [鉄道巡り]

Welsh Highland Heritage Railway (ウェルシュハイランド・ヘリテージ鉄道)では博物館見学に続き,許可をもらって修理工場やヤードをじっくり見せていただきました.
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▲案内されて大きな修理工場の方に歩いていきました.脇に古い貨車が並んでいます.正面は今にも動きそうなSimplexがいます.
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▲貨車の一つはいまにも崩壊しそうです.
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▲Simplexですね.庫内の中には仲間がたくさんいました.
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▲これは庫内にいた60HP機です.
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▲左右非対称のHunsletです.元々は2’6”ゲージの鉄鉱山の地下坑内用で1968年製の40HP機のようです.
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▲こちらはAndrew Barclayの1970年製で,元は2’6”ゲージ用.庫内の1両と車窓から見た稼働中の一両.便利なロコらしく,webではバークレイ・タクシー・ディーゼルとして紹介されています. 
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▲入口にあったタンク車の前でなにやら作業中です.まさに庫内はクリッター(小型機)の宝庫で紹介しきれません.
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▲修理工場を出てみると,まだまだ車庫があります.
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▲2軸の客車を仕上げている照明が明るい車庫に案内してくれましたが,ここにもぎっしりと車両が..
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▲こちらは炭鉱坑内用の1947年製Hunslet 50HP ロッド機です.
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▲これも修復中の小さなロッド機です.いいですね.
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▲建物の外にも展示がありました.
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▲外には朽ちた車輛が大量に放置されています.
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▲ジャンクに萌えます(笑)
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▲展示場の外で待機中の内燃1号機GlaslynはRuston & Hornsby 40DL 1952年製です.
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▲車庫をじっくり見学し,後の便で戻りましたが,行きのワンちゃんは引き続き勤務中でした!
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▲最後に列車運行の主役だった蒸機Russelを一枚.
こうしてWHHRでは博物館を中心に興味深いものをたくさん見ることができました.小型車両のほか,設備やジャンクにあふれていて,模型づくりの参考になりました.
そして,まだお昼過ぎです.探訪記(5)に書いたように午後は再びPorthmadog Harbourに行き,Ffestiniog Railwayを再訪しました.


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ウェールズ・ナローゲージ探訪(6)もう一つのハイランド鉄道はクリッターの宝庫 その1 [鉄道巡り]

現地4日目(2017.7.23)に訪ねたのはウェルシュハイランド・ヘリテージ鉄道です.ウェルシュハイランド鉄道とは別の団体が運営しており,博物館型の鉄道でした.
【Welsh Highland Heritage Railway (ウェルシュハイランド・ヘリテージ鉄道WHHR), 597mmゲージ, 路線距離1.6km】
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この日Tremadogの宿を出発し, WHRとFRが接続するPorthmadog (ポースマドッグ)港の方向に歩く道半ばに標準軌カンブリア線のポースマドッグ駅があります.その道路隔てた向かい側から出発するのがウェルシュハイランド・ヘリテージ鉄道(WHHR)です.路線図を見るとWelsh Highland Railway (WHR)からカンブリア線の駅方向に分岐したように路線がありますがその総延長はわずか1.6kmです.40kmもあるWHRとは規模が違いますが,ややこしいことにこのヘリテージ鉄道を運営する団体の名前がWelsh Highland Railway Ltd.なのです.WHRがFfestiniog Railway(FR)の運営でガーラットを導入して旧来路線を含む40kmを観光鉄道として見事に復活させたのに対し,こちらは歴史的なハイランド鉄道を復興することを目的としているようで,体験型の博物館を構成しています.そして複雑な経緯からか,この二つの鉄道間の運行上の連携はありません.(それらのことはwikiのWelsh Highland_Railway_restorationの項目に詳しく書かれています.)
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▲こちらが出発駅への入口です.
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▲売店やカフェがある駅舎で切符を買いました.棚には鉄道模型,鉄道本,そして地ビールがならんでいます.
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▲駅に入るとカラフルに塗装された小さな貨車が並んでいて絵になります.
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▲タンク車は特に小さく,売店で売られていた地ビールの名前が入っていますが,中身は何だったのでしょうか?
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▲列車が到着する前に駅の端まで行ったところです.左は並行して走る標準軌のカンブリア線です.
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▲しばらくすると車庫から推進運転で列車がやってきました.
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▲やってきたのはWHRが開通時に導入したRussell.1906年Hunslet製の2-6-2型です.スクラップを逃れたものをかなりのコストをかけて復元した貴重な一台でピッカピカです.10:30始発のこの列車はPorthmadog駅を出発するとPen-y-Mountの終点で折り返し,帰路はGelert’s Farmで一旦下車し博物館を見学して戻ってくるというスケジュールです.
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▲車掌車に乗り込む犬も乗務員です.
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▲客車の中です.
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▲距離が短いので終点のPen-y-Mountにはすぐ到着します.乗務員は家族連れなどに信号機の仕組みなどを丁寧に説明したり,記念撮影に応じたりしていました.機関車を付け替えるとそのまま引き返します.
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▲戻りはGelert’s Farmで降ります.ここで博物館の見学がコースに組まれています.
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▲ここには子供連れも楽しめるようにミニ鉄道もあります.
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▲館内に入ってまず目につくのがPeckett1942年製の0-4-2.現在のジンバブエの鉱山で活躍ののち引き取られ,走らせていたのですが,現在はボイラーの修復待ちで静態展示されています.脇にあるのは小さな女の子が退屈しないための衣装セットです(笑)
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▲館内は鉱山鉄道に関わった車両がたくさん置かれています.子供が触って遊べるものもあります.
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▲こちらはHunsletの下回りです.1896年製で1952年まで使われていたものを再生するつもりだそうです.模型づくりの参考になります.
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▲クリッターの展示もたくさんありますが,これはその中の一台,Motorail Simplex 20HPです.
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▲博物館と接続して動態の車輛の車庫が続いています.この赤い蒸機はAndrew Barclay 1918年製の0-6-0,Gertrudeです.
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▲その車庫を外から眺めます.両側に駐泊しているのが現役の内燃機です.
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▲さて,その先にはヤードや修理庫が広がっています.車窓からクリッターや貨車が置かれているのが見えました.どれもじっくり見たいものばかりです.ロープの先は立ち入り禁止になっているので許可をもらって見せてもらうことにしました.(続く)


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ウェールズ・ナローゲージ探訪(5)フェスティニオグ鉄道その2 [鉄道巡り]

現地4日目(2017.7.23)の午後にはふたたびフェスティニオグ鉄道を訪ねて沿線を散策しました.
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▲現地3日目から2泊したのはPorthmadogの町はずれにあるTremadog(トレマドッグ)です.これはTremadogに入ったあたりです.少し距離がありましたが,スーツケースを転がしてたどり着きました.
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▲翌朝,現地4日目の宿の前の広場です.徒歩でWelsh Highland Heritage Railway(ハイランドヘリテージ鉄道,WHHR)を訪ねるのですが,そのレポートは次にして,午後にふたたびポースマドッグ港に向かいフェスティニオグ鉄道の沿線を歩いた様子をまとめてみました.ガーラットを擁するWelsh Highland Railwayはポースマドッグ港で接続するFfestiniog Railway(FR)の経営であることは述べましたが,車庫も共有でそれはFRのBoston Lodgeというところにあるようです.切符売り場で車庫の見学を尋ねたところ普段は非公開で予約が必要とのことでした.それほどの時間もないのでFRに乗って途中で下車し車庫の近くを散策してみることにしました.
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▲午後は2便あるのですが,13:35発の便が遅れて14:30分に出発しました.Merddin Emrysがけん引する列車のすぐ後ろには一等展望車がつながっています.
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▲スパイラルループの撮影をしたかったのですが,時間の関係で断念しました.そこで前日車窓から見えたMaenofferen Slate Quarry を見るために山間に入る前のMinfforddで下車しました.FRのMinffordd駅からの引き込み線は円弧を描くように見下ろしたところにあるこのスレート工場に回り込んでいます.この工場は現在も盛業中とのことです.建物の脇には古い内燃機などの車輛がちらっと見えるのですが,まわりは立ち入り禁止になっていたのでこれ以上は近づけませんでした.引き込み線の脇には標準軌のCambrian Coast線が走っており,FR線をアンダークロスしています.
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▲このMinfforddから村の中をしばらく散策しました.
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▲散策ののち到着したのが自社工場のBoston Lodgeです.今回は外から眺めるだけです.
FRとWHRの2路線の車輛(https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_Welsh_Highland_Railway_rolling_stock)を収容する大規模な車庫のようです. 2路線の直通運転も可能なようですがガーラット機などは重量の関係でFR内ではこの車庫まででFRの山間には入れないのではないかと推察します.
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▲こちらは行きの車窓から見えた車庫の様子です
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▲Boston Lodgeの車庫の先からは築堤が続いており,これを横断すると起点のPorthmadog Harbourです.線路際は歩けるようになっています.左が海側,右が沼地です.
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▲しばらく歩くとPorthmadog Harbourの駅が見えてきました.
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▲鉄道ばっかりみていますが,港はヨットハーバーになっており,海洋博物館もあります.
この日はこの地の鉄道の発展に尽くしたSpooner(スプーナー)一族の名にちなんだ駅内のカフェで地ビールとフィッシュアンドチップスの夕食をとり,バスでTremadogに戻り,もう一泊しました.


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