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ウェールズ・ナローゲージ探訪(1)旅の概要 [鉄道巡り]

イギリスのウェールズにあるナローゲージ鉄道を回ってきました.海外の鉄道といえば今まで仕事や家族旅行のついででしたが,今回はじめて鉄道探訪だけのために出かけてきました.アメリカは滞在経験があるものの,イギリスは今まで空港を経由しただけで一度も訪ねたことはありません.ネットの旅行サイトを使って12日間の一人旅行を計画しました.移動手段として鉄道とバスを利用することにしました.

ナローゲージの保存鉄道が数多くあるイギリスですが,ウェールズでは11か所の鉄道がThe Great Little Trains of Walesという共同キャンペーンを張っています.夏場はほぼ毎日運行しているので旅行者には好都合です.

そこでこれらの鉄道を巡ることにしました.Wikiのサイトもあるので鉄道の概要や歴史も調べておくことができます.以下に示すのはキャンペーン冊子の地図を利用して訪れたところ,10か所をハイライトしたものです.

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ウェールズ地方の標識は英語とウェールズ語の併記になっています.地名も読みにくいものがあるので,なるべく原語表記としました.

【初日】

朝の羽田発直行便で現地時間昼前にHeathrow空港に到着しました.Euston駅からWalesのBangor(バンガー)までVirgin Trainsの列車で3時間と少しかかります.Bangorに着いたのは7時過ぎで,十分明るい時間でしたが,駅業務はとっくに終了しており,降りた客が散っていくと,駅前に独り取り残されました.なんとかバス停を探し当てて,古城が有名な港町のCaernarfon(カーナーヴォン)へ向かいました.ここで2泊します.

【2日目】

朝からあいにくの雨です.Llanberis(スランベリス)行きのバスにのり9時前に到着.イギリス唯一のラック式鉄道Snowdon Mountain Railway (SMR, 800mm, 7km)を訪れると天候不順で途中までしか運行していない様子です.

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切符を買って乗り込んだものの出発直前に全面運休となり,本日は回復の見込みはないとのこと.ちょっと先行きが心配なスタートとなりました.

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道路を隔てた反対側の湖にそってLlanberis Lake Railway (LLR, 597mm, 4km)が走っています.気を取り直してそちらに向かいました.また,ここの切符売り場でThe Great Little Trains of Walesを巡るための割引カードを購入しました.£10しますが加盟路線の乗車券は20%割引となります.

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この辺りにはスレート鉱山の遺構が残されており,National Slate Museumが設置されていました.さらに博物館にはLLRの修理庫も併設されており,雨にもかかわらず充実した内容を楽しむことができました.

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夕方は世界遺産にも登録されているCaernarfonのお城を見学しました.

【3日目】

Llanberisの町はずれからWelsh Highland Railway (WHR, 597mm, 41.4km)にのってPorthmadog(ポースマドッグ)に移動しました.

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訪問鉄道で移動手段になったのはここだけです.

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お昼につくと港のホームの向かい側にFfestiniog Railway(FR)の列車が待機しています.午後はこれにのって往復しました.この日からは隣町のTremadog(トレマドグ)に2泊します.

【4日目】

宿と港の中間地点にローカル線のPorthmadog駅があり,その脇から出発するのがWelsh Highland Heritage Railway (WHHR, 597mm, 1.6km)です.

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WHRとは線路がつながっており,車両の貸し借りがあるようですが,独立してこじんまりと運営されており,接続はありません.かなり古い貨車や修復中のクリッターがたくさんあり,許可をもらってみせてもらいました.

午後はふたたびFRにのって途中下車し,沿線散歩をしました.

【5日目】

Tremadogの宿の前からバスを乗り継いでLlanuechllynで下車し,Bala Lake Railway (BLR, 610mm, 7.2km)に向かいます.細長い湖畔の鉄道という点ではLLRに似ています.Hunslet製の小型機の宝庫でした.

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そのあと,Barmouth(バーマス)にでてうまくいけばフェリーで対岸のFairbourneにわたり,Fairbourne Railwayを訪れようと思ったのですが,汐の関係で乗り場が砂浜の先に移動しており,スーツケースを転がすのは無理とあきらめました.ローカル線のCambrian Line(カンブリア線)を乗り継いて海岸沿いの保養地Aberystwyth(アベリストウィス)にむかいました.このAberystwythで3泊します.

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【6日目】

Cambrian LineでTywyn(タウィン)に向かいます.少し歩いたところにTalyllyn Railway (TR, 686mm, 11.7km)があります.

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機関車トーマスの里でもあり,お面をつけた蒸機もいます.今日は蒸機4輌がフル出動ということでした.車庫をのぞいたりと1日楽しむことができました.

【7日目】

宿にしたAberystwythの駅に隣接しているのがVale of Rheidol Railway (VRR, 603mm, 18.9km)です.

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現地は穏やかな山並みが続きますが,谷を見下ろせる風光明媚な路線として有名です.朝はあいにくの雨でしたが午後から回復しました.

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夕方はAberystwythの町が見下ろせるケーブルカーにのってみました.

【8日目】

Cambrian LineでWelshpool(ウェルシュプール)に移動しました.駅前より少し離れたところを起点とするWelshpool & Llanfair Light Railway (W&LLR)に向かいます.

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今回訪れた中で唯一の2ft6inゲージ.国内には少ないゲージらしく,客車はオーストリアのZillertal Bahnとハンガリーのものが使われていました

そのあと、一旦Walesを出て,Shrewsburyを経由して一路南ウェールズのCardiff(カーディフ)に向かいます.Cardiffで2泊の予定です.

【9日目】

ローカル線でMerthyr Tydfil(マーサー ティドビル)まで行き,そこからバスに乗り継ぐ予定でした.しかしホテルのすぐ近くでそこに向かう路線バスが待機していたので,それを利用して向かったのが最後の鉄道訪問となるBrecon Mountain Railway(BMR, 603mm, 8km)です.

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このあたりはBrecon Beacons(ブレコン ビーコンズ)国立公園に属し,観光鉄道として廃線跡を利用して開通した路線らしいです.世界中から車輛を集めており,活躍していたのはBaldwinの機関車.編成後部にはSandy Riverを模したカブースがつくなど,アメリカ色が強いです.あいにくの雨でしたが賑わっていました.帰りはMerthyr Tydfilから鉄道を利用して町に戻りました.

 【10日目】

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Cardiffからは山間にむかって鉄道支線が数多く伸びています.そこでこの日はEbbw Vale Town行きにのり,LLanhilethからバスを乗り継いでNational Coal Museumへ.良質の無煙炭の産地として栄えたこの一帯は世界遺産にもなっています.博物館の中心にある地下鉱脈におりるシャフトは現役で,降りてガイドの歴史説明を受ける見学コースになっています.

こうしてほぼ予定どおり目的地を訪ねまわることができました.Cardiffの隣町Newport(ニューポート)からGreat Western Railwayの特急にのってPaddington, London(ロンドンパディントン駅)に夕方到着して一泊しました.翌日空港を飛び立ち,翌々日の12日目早朝に羽田に帰りました.


以上が旅の概要です.訪問した鉄道の内容についてはあらためて綴っていく予定です.



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カーモデル,半世紀前の写真 [アメ車プラモ]

50年ほど前に撮った1/24-25カープラモの写真がでてきました.

ベランダや屋根で撮ったものです.これらのキットは多くは今でもときどき再販されています.

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友人の作品とともに並べられたストックカー.左から'66 Chrysler 300 (Jo-Han), '65 Chrysler 300 (Jo-Han), '62 Dodge Dart (Jo-Han), '65 Plymouth Fury (Jo-Han), '65 Rambler American (Jo-Han), '65 Lincoln.

入手可能と言っときながら,ここにあるのはリンカーンを除いてジョハン製.残念ながらジョハン社は型が引き継がれずに消滅しているので今なら在庫品を探すしかありません.

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レベルの'57シボレー.トランク,ドア,前輪ステア可動ですが,つくりにくく,AMT,ジョハンなどのプロモモデルメーカーとの設計の違いが明確です.ストックのほかレース仕様パーツが含まれていますが,オプションパーツは多くはありません,たしかセールで安かったから購入したものです.今もレベルからこの旧モールドと新モールドが混在して発売されていますので,十分注意して選んでください(笑).

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この2台は着色モールドなので,塗装しなかったもの.

左はAMTの'40フォードクーペ.右はレベルの’32フォードセダンをベースにしたOrange Crate.

どちらも最近再生産されています.Orange Crateはレースとショーカーを兼ねたもので,モデルとして車体もチルトするのにドアが開くといういかにもレベルらしい設計.

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以上3台は新しく手にいれています.それがこちら.当時のOrange Crateはオレンジ色のモールドでしたが,現在は白.かわりに'40フォードはオレンジモールド仕様を入手(笑)


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手前左からJaguar Type E (Aurora),Mercedes Benz 500K Roadster (jo-Han), '31 Rolls Royce (Monogram), '32 Cadillac Phaeton (Jo-Han), Bugatti 35B (Monogram), Mercedes Benz 300SL (AMT), '57 Ford (AMT)

後ろのフォードはAMTにしては数少ないドアが開くモデル.オーロラとジョハンを除いてはときどき再販されています.ただしストック仕様のみの300SLはタミヤから精密なのがでたので,魅力は少なくなりました.

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ジャガーと’31キャデラックに挟まれているのはモノグラムのショーロッド,Boot Hill Express.骸骨がついているのでジョハンの霊柩車についていたお棺の前でポーズ!

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こちらロールスとならぶのがジョハンのキャデラック霊柩車.お棺が担架に変わった救急車もありました.さらに霊柩車をカスタムカーにしたHaulin' Hearseなるキットが最後に登場.ただしお棺は入ってなかったそうです(笑).

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手前は'66 Chrysler Imperial(AMT). カスタムピックアップの仕様で組み立てたもの.

奥はChrysler Turbine Car (Jo-Han). ドア,窓,トランク,前輪ステア,シート前倒しのすべてが可動という珍しいモデル.

アメリカのキットといえば無造作にパーツが箱詰めされているのが常です.いまでは一応ポリ袋に分けられていますが,当時は直接箱に投げ入れたような包装で,パーツの傷みなどは我慢しなければいけない状況でした.それに対してジョハンのゴールドカップシリーズはFrame-Pakというランナーが外枠になっていて他の部品とあたらないように箱ギリギリにランナーが積みあがる構造を採用していました.まさにパッケージングが芸術でした.このタービンカーもそのシリーズで,プラモデルの歴史に残る一品だとおもいますが,なぜか車種に人気がないようで現在でも比較的安く在庫品が出回っているようです.

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前左から'53 Ford Truck (AMT)とWild Dream (AMT)

フォードトラックはときどき再販される定番モデルで溶接ボンベなどが付属したサービスカー仕様にできます.

Wild DreamはKing Tと2台同梱のショーロッドのダブルキットとしてリリースされ,ディスプレイ台付でした.片割れのKing Tは今も捨てられずに残っています.これは当時AMTから独立したMPCがその条件として初版をAMTブランドで出させたもの.のちにそれぞれが単品キットとしてMPCからリリースされました.現在も型を活用した派生キットが残っています.後ろ右は同様の経緯の'65 Dodge Coronetで,MPCが生産したAMTブランド品でした.


残っていた写真はこれぐらいです.写真で当時を思い出しながら買いなおしたキットをときどき眺めている昨今です!

未完の箱モノ 16番プラバン車体 [鉄道模型その他]

フリーランスの16番トロリーライン”松ヶ崎電鉄”を展開していた当時,プロトタイプ物にも少し手をつけました。それらはブラスキットが中心でしたが,プラバン自作を始めたものもあります.

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1981年のことです.職場の同僚が一眼レフカメラを初めて買って撮影対象を開拓いたこともあり,ゴールデンウィークの帰省の折,途中下車で名鉄岐阜市内線,美濃町線の撮影に誘ったのです.美濃町線は路面電車が専用軌道を走るという,もっとも好きな情景が展開される路線でした.そして思わぬハプニングが!新関にたどり着く前に乗用車との接触事故を起こしたのです.幸い軽い接触だったのでけが人は出さずに済んだものの,しばらくは立ち往生.同行の同僚は鉄ではないので,これ以上待たせるわけにもいかず、引き返すことになり念願の終点にはたどり着けませんでした.したがって専用線を走る路面電車の風情は十分カメラに納めることはできませんでした。

さて,当日購入した岐阜市内線・美濃町線の一日乗車券ですが,これがすごいのです.美濃町線近代化記念ということで同線の運行ダイヤと全車両の側面がイラストとして描かれているのです.折り畳みステップのオリジナル600形が6輌,札幌から来た連接車870形が8編成,そして地味な路面電車590形が5両、全て描かれています.事故にあったとき乗っていたのは590形です.地味な車両とはいえ、典型的な路面電車スタイルは模型として融通がきくので,この切符の側面図を拡大してプラバンで製作を開始することになりました.正面は写真があるのでそれをもとにしました.

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まず切符のイラストを拡大し(左上),方眼紙に図面を起こします(右上)

そして0.5ミリプラバン2枚合わせの図面を作成し(左下),切り抜きを開始しました(右下).

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これがプラバンで,外板の窓とドアは切り取られていますが,残りは罫書のまま,放置されること30年以上経過してしまいました.屋根をどのようにつくるかを考えているうちに頓挫したということです.


さて,路面電車とは別に標準的な私鉄電車にも関心があったので,ブラスキットを少し組みましたが,プラバンでも挑戦しようと選んだのが一畑電気鉄道のオリジナル車輛です.16m級のデハ1,デハ20,そして荷物合造車のデハニ50です.

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参考にした資料や図面はいくつかありますが(左側),カラーブックス日本の私鉄,中国四国九州編の巻末にあったデハ20の図面は全体のバランスを掴むのに役立ちました(左下).方眼紙に3形式の図面をつくり(右上),プラバンにコピーを貼り付けて切り抜きを開始しました.

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特徴的な一面リベットだらけの感じを表現したかったので、プラバンでの初めての挑戦になりました。リベット打ち出しのため0.3ミリ厚プラバンを使っていますので、窓枠を含め何層かの裏打ちは必要なのですが、そちらはまだ準備しないまま、とりあえず外板だけで切り抜きを始めました。


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リベットは思いの外うまく打ち出せれています。しかし、こちらも全体構成を考えているうちに頓挫し,やはり30年以上が経過してしまいました。


次は車体自作した唯一の本線私鉄電車。京急1500形です。

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当時地元の模型同好会で活動しており、京急車両の模型展示を行うというので急遽製作に名乗りをあげました。車体はプラ板、屋根は木板の上にプラペーパーでカバー、空調機器は借りてきたダイキャストをレジンで型取りしたものです。

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前面は透明板をマスキングで塗装分けし、はめ入れています。期限があったのでなんとか駆け込みで完成させて展示に間に合わせました。しかし床下機器は未装備のままで、仕上げにもムラがある点が気になったまま、収納保管されることとなりました。

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そしてまだ増備の計画がありました。これはプラ板に図面を貼り付けたまま残っているものです。それまでの切り抜き用テンプレートは方眼紙で作り直していましたが、この京急1500形は鉄道ファンの図面のコピーをそのままプラ板に貼り付けていました。

 

 現在は16番の箱モノへの情熱は冷めてしまっているので,このままの状態で残されることになりそうです.今日ではスキャナーにかけた図面の拡大縮小は自由自在ですが,当時はコピー機と向き合いながら拡大縮小の失敗を重ねていた苦労を思い出します.

1/43ミニカーモデルの整理 [ミニカー]

Oナローゲージを始めるようになってレイアウトの情景用に1/43のミニカーモデルを集め始めました.コレクションのリストがあって1999年から始まって250台ほど記載されているのですが,漏れもあるのでこの際整理整頓してみることにしました.300台弱ぐらいかと思います.日本車では軽自動車,古い小型自動車,世界中の小型車,小型オフロード車,レジャーカー,ライトウェイトスポーツカー,ホットロッドなどを対象に集めてきました.情景に使う車にはウェザリングを施したりしてきましたが,ナローゲージのレイアウトには適さないモデルのほうが多いのが現状です.そして増えてきた結果,ケースやモデルがあちこちに散在して収納されることなり,希望の車種がすぐに出てこない状態になっていました.このたびケースのあるものはそれに収めて整理してみることにしました.

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これは整理中の写真です.いわゆるコレクターの方はケースなどをそのまま残されるようです.わたしのように情景用に使う場合はウェザリングを施したりするので,それらのケースは捨ててもよいかと考えていたのですが,最近のディテール豊富なモデルはフェンダーミラーやワイパーなど取れやすいものも多く,収納の際はケースが必要と考えて多くは残してありました.

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モデルに対応するケースを探し出すだけでも大変でしたが,もっとも煩わしいのがケースへの取り付けねじです.たいていのモデルはケースの下からねじ止めで固定できるようになっているのですが,ねじの種類,頭の形状(+-のほかに△),径,長さがまちまちであることです.同じメーカーでも統一性がありません.また,ねじはなくしやすいのでケースにテープで止めてあったのですが,紛失しているのも多く,間に合わせのものでなんとか対応しました.

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こうして対応する専用ケースに入れて大き目の箱に整理しました.

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専用ケースが残っていないものは小型展示棚に収めました.

これでとりあえずの片づけは終わりました.さてどうしましょう?これからリストを補充して車種ごとのレビューをまとめていこうかと考えています.完了すればまた展示を考えたいのですが,専用ケースを別に保管するというのはこれでまた面倒な話なんですよね.

ダイキャストミニカーはやはり手で触って転がしてみて情景を想像するような楽しみ方がいいのです.こどもがおもちゃを手で押しながら楽しむのと同じです.そう考えるとベース付で飾るのは整理上はいいのですが,なんか違和感があります.またベースをつけたところで透明カバーは別に保管することになりスペース的には片付かないんですね.そんなわけで最近集め始めた1/64モデルのほうが精神衛生上よいと思います(笑).ブリスターパックはあっさり捨てられますからね.YouTubeなどにみられる1/64コレクターの無邪気な楽しみ方を見ているとそう感じます.

Nの自作ストラクチャー プラバン作品など [Nスケール]

Nスケールの楽しみの一つはストラクチャーの製作で,西独製のプラキットをかなり集めました.車輛と違って細かいことは気にしなくていいのがストラクチャーのプラキットの良いところです.70年代前半に製作した松ヶ崎開発鉄道においてもキットを活用しましたが,自作も試みました.これらの一部は解体時に取り外して残してありました.

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駅向かいの食堂と手前の家屋が自作のものです.

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このco-op食堂はプラバンで製作しました.

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壁面は0.5ミリ厚のプラバンで組んでおり,窓枠は紙でアルミサッシュ風に銀色に塗装しています.内部にはプラ製品の椅子とテーブルが並べられています.壁面は0.5ミリ板1枚の角を合わせて接着しただけですが,窓枠や部屋の仕切りによる補強で,何とか壊れずに残っていました.これが完成したプラバン工作の最初のもので,記念となる作品です.


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こちらはいたってシンプルな木造家屋です.ストラクチャー用工作紙として発売されたものを使っており,壁面には板張りの横筋が入っています.屋根も瓦状のプレス加工がなされた工作紙です.雨どいまで紙で作っています.土台ごとレイアウトからはずしたので,台紙に接着されたくるま(バックマンのカマロ)ごと残っています.

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こちらはレイアウトとは別に製作した給水塔です.小屋や櫓は木材,紙,真鍮線,プラ片など,様々な部材でつくりました.櫓の筋交いは紙の切り抜きですがほとんど壊れていません.タンクは何かを芯にして紙を巻き付けています.梯子はプラキットの流用です.レイアウトには組み込まれることなく,単独作品として残してありました.

自作のストラクチャーで残っているのは以上です.

Nの小型蒸機 貴重なナロー用動力だった [Nスケール]

Nスケールの小型電機の話をしたので,続いては小型蒸機についてです.ただし,Nのレイアウトは電気鉄道だったので主力とはならず,のちにナローへの転用に向けて揃えてきたことになります.

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1970年代前半,小型蒸機はほとんどヨーロッパ製品で占められていました.

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その中で,最初に手にしたのはATLASのCタンクで,製造はユーゴスラビアとなっています.偶然店頭で見つけた機種であまり出回っていないものです.形のまとまりはいいのですが,走行性能が今一つでピストンロッドもシリンダーのスロットをすべるだけのシンプルなものです.集電ブラシを改良したりした後,しまいこんでいました.

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小型蒸機として入手しやすかったのはミニトリックスの入門用T3機です.鉄道模型趣味1974年5月号(311号)に赤井哲朗氏によるホワイトメタルキットを用いた軽便機関車の製作記事が載りました.その少しまえにDACHSストーリーというのが展開されていたのですが,事細かなストーリー展開やブラスモデルには当時それほど関心がなく,守備範疇外でした.ところがバリキットをはじめとする英国製メタルボディキットにNゲージに動力を組み合わせるこの記事にピンとくるものがありました.そこで早速バリキットを購入,その動力として購入したのがこのミニトリックス機です.まだナローゲージは試行段階だったのですが,小レイアウトの可能性を知るきっかけになりました.写真のミニトリックス機はその時のものではなく,あとから買ったものです.コネクティングロッドがないシンプルなものですが,走りはしっかりしています.

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ナロー蒸機の下回りとしてもうひとつ重宝されたのがアーノルトの80形です.しかし,当時京都ではアーノルトの入手はむずかしく,やっとユニバーサル模型に眠っていたセットものを見つけて入手しました.2台目となるバリキット機の動力になっていますが,写真は後から入手した80形の改良品です.ロッドまわりがプラで改良されていますが,コネクティングロッドはありません.バリキットはまだ予備があるのでそのために確保していたものです.

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バリキットとならんでコッペル似(Andrew Barclay)のダグラスの動力はアーノルトのBタンクが標準指定されていましたが,この製品も当時探し出すことができず,のちに確保したのが写真の2機です.右端のアーノルトカプラーが持ち上がっていますが,これは前進時に開放できるしかけが組み込まれているのです.ただし軽量な2軸機なので集電不良が起こりやすく,この機構が役に立つ頻繁な入替作業には向いていないようです.車輪径が小さいのでフランジの厚さが目立ちますが,模型としての魅力があります.

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これはずっと後に手にしたアーノルトの新しいT3形Cタンク.小型機がどんどん姿を消していくので,2台確保しました.バルブギアまわりが賑やかです.

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これはフライシュマンのBタンク.側面の銘板にはマッファイと書かれています.2機あったうちの一つは最近製作したSナロー機の下回りとなりました.

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バックマンのテンダー付きシフターとドックサイド機はおなじ動力で,古くはトミーバックマンのカタログにもありましたが,あまり出回っていませんでした.ドイツ製品と比較するとかなり品質が落ちますが,気軽に改造用として利用できそうなので,米国の通販から何度かまとめ買いしました.そして3機をナロー機に改装し,最初に公表したナローレイアウト”からくり鉱業”の主力として活躍してもらいました.予備機がたくさん残っていますが,ギア割れしているものが多く使えないのが残念です.

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最後に紹介するのがライフライクのCタンク.有井からも出していました.ライフライクはウォルサーズの傘下になり在庫切れ扱いですが,また再生産される可能性があります.動輪が黒染めされており,走りも合格点,ロッド周りもスライドバーを改良すれば結構使えます.今野さんが頒布した雨宮のCタンクなどに使われましたが,ホワイトメタルキットのジャネットの動力にも利用しています.


ナロー蒸機の下回りとして重宝したNの小型蒸機はどんどん姿を消しています.特にドイツの3ブランドであるミニトリックス,フライシュマン,アーノルトでは入門セットに欠かせない機種でしたが,現在はもう少し大きな機種に置き換わっており,単体品もカタログからは姿を消しています.ナロー製品が豊富にある今日,Nスケールロコをナローに転用することは少なくなっており,貴重な小型機はNスケールのまま楽しむほうがよさそうです.

Nの小型電機 松ヶ崎開発鉄道の動力車輛 [Nスケール]

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1975年に就職で関東に移ることになり,松ヶ崎開発鉄道のレイアウトは取り壊されたのですが,動力となった小型電機は下回りのナロー流用も免れて現在まで残っています.

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まずこの7号機はNスケール第1号の創作機関車ということになります.当時,小型動力を探すとミニトリックスの2軸ディーゼルしかありませんでした.インサイドギア(歯が円の内側にあるギアで,減速機構のことではありません)を利用した特殊な構造で,うるさい反面低速が効きます.箱型ボディでリベット表現が欲しかったのですが,自作は到底無理で改造のネタとして選んだのがトミーバックマンのカブースのボディです.いささか強引ではありますが,リベットのある箱型電機を実現するにはこの手しかなく,当時は大変満足していました.ドイツ製ロコの影響で屋根は銀色にしました.

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カブースボディの流用に満足したので,増備機として手に入れたフライシュマンのC型ディーゼルも同様の手法で改装しました.それがこの8号機です.身近の店ではトミーバックマンのカブースが品切れで,直接トミーに連絡して入手したように記憶しています!モニター窓の部分を片方の端面に組み込んで運転席の脇窓にするなど,前作よりも手の込んだ改装となりました.

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その後フライシュマンからうってつけの箱型電機が発売されました.フライシュマンの仮想鉄道であるエーデルワイス・ローカルバーンの電機で,C型ディーゼルの中央軸をレールの清掃機構に置き換えた製品です.魅力ある車体ですが,手にして気づいたのはあまりにオーバースケールで,車幅は他の車体との釣り合いが取れません.そこで側板を切り離し幅を少し詰めて貼りなおしました.屋根もその分削って入線させたのがこの9号機です.因みにフライシュマンはこのボディーをロッド式のラックレール機に架装した機種も出しています.以上の7~9号機の3台がレイアウトで活躍しました.

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就職で関東に移り住み,やっと探していた凸型機関車を手に入れることができました.アーノルトの2軸凸型機で,全く改装する必要のない理想の一台でした.車番は遡って6号機となりましたが,レイアウトは手元になく,活躍することはありませんでした.その後,下回りはナロー2軸電機にもぴったりなので改装待ちとなっていましたが,いまだにナローの電気鉄道は実現していないので,そのまま保存されています!

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そして良く知られるバックマンのC型ディーゼルを手にすることになります.この2輌は車籍として11号,12号となるもので,エンジン室部分を改造してパンタをのせて電機っぽくしたものです.

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また,グリーンマックスがNのプラ車体キットを出し始めたことはプラモ派としては願ってもない展開でした.これはグリーンマックスのクモユニ94の車体キットを切り詰め,バックマンのC型ディーゼルに架装したもので,10号機となりました.

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さて10号機で余剰になったボディーを使いC型ディーゼルのボディ二つでつくったのがこの箱型電機です.しかし,これは創作ではありません,新しく展開を始めたトミーナインスケールのパンフレットにあったので急遽つくりあげたものです.

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これがNスケールの機関車製作の最後となりました.就職先の寮生活ではNスケールとはいえ,レイアウト製作は無理であきらめざるを得ず,1/80で車輛を製作しジオラマに展示する松ヶ崎電鉄プロジェクトに移ることになりました.なお,Nスケールのストラクチャーに関しては稿をあらためて..



落とし場のあるレイアウト ストラクチャーを置いて [Sナロー]

このレイアウトは手軽な運転盤として使うつもりなので,重ねて収納でき,ビニール袋でも持ち歩けるように厚みがないものにしています.そこでストラクチャーは適宜置いて使えるものを2棟用意しました.まずは小屋から.

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工作用段ボールで大きさを決めましたがこれ自体は使いません.3ミリ厚のバルサシートで組みました.

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塗装はアルコールで薄めた墨汁だけです.屋根はボール紙の上にリップル紙で波板を表現しました.波板は重ねているようにも見えますが,横筋をいれてところどころめくれ上がったようにした簡易な工作です.塗装はパステルです.角材の上に載ったストラクチャーで,レイアウト右手前の集電端子脇に置くようにしています.

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もう一つは通り抜け倉庫です.Oナローでもよく使う手で,トンネルのかわりにループが分断しているように見せるためです.

紙のモックアップで形を決めますが,このモックアップをそのまま利用しました.

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ボール紙のモックアップは3ミリ角棒で補強を入れて,表面には現物合わせで波板を張ります.波板にはPlastructのフォーム成型のシートを使いました.

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屋根の粗目の波板はリップル紙です.

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建物はのせるだけですが,車輛が通過するため適当にというわけにはいきません.そこで地面に埋め込んだ4本の爪楊枝が内側の4隅になるようにして位置決めができるようにしました.せせらぎの水の表現は弱いのですが,写真のこの角度だと水面がほどよく光ってみえます.ささやかな4駆の水遊び場です!

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出来上がった二つのストラクチャを置きました.この状態でレイアウトはひとまずの完成です.鉄道車輌だけでなくミニカーを置いて楽しんでいます.

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反対側からの眺めです.レイアウトの外に伸びる側線につながるモジュールを計画中で,Oナロー同様にSナローもトラックモジュールとして増えていきそうです.

落とし場のあるレイアウト 地面をつくる [Sナロー]

レイアウトは最近,電車での持ち歩きが可能,というものを主体に作り続けています.このたびのSナローの展開でも最初のレイアウトはA2判サイズでつくりました.立体的な作りこみはなくフラットに収納できてストラクチャーは置くだけというものです.ストラクチャーを置かなければHOナローとしても共用できます.

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今回のシーナリーは山を置かず,鉱石,砂利やボタ捨ての引き込み線,そして小川などを配したもので,なるべく薄く収納したいことからパネルの裏面を使うことにしました.プランはループの内側と外側に引き込み線があり,内側の引き込み線は積み荷をダンプカーに移す落とし場になっています.内側の引き込み線にはダイオードを入れてあり,自動往復に備えています.PECOの009のフレキシブルとYポイントを使っています.線路敷設用のべニア板を入れる方法でプランを具体化してきます.


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沈み込み型の地形は発泡スチロール板で整えています.


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この上にべニアパネルを載せ,線路を敷設しています


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Oナローではプラスターの土台にキッチンペーパーやプラスタークロスを使うことも多いのですが,今回は直にプラスターを塗りました.べニア板には防水のための塗料をぬり,ボンド水溶液を塗布したうえでトミックスシーナリープラスターを塗りました.部分的には茶こしを使って粉のまま振りかけています.


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線路はバラストを撒く前にウッドブラウンの缶スプレーでレール側面をウェザリングしておきます.バラストまきが終わったところで塗装です.シーナリーの下地塗装はウッドランドのアースアンダーコートを薄めに溶いて塗りタミヤの水溶性アクリル塗料のバフなどでアクセントを付けましたが,あとからの色調調整も考えて色は明るめです.一か所ある橋はプラ棒製です.


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緑はターフなどのスポンジ系とSilflorなどの繊維系を併用しています.

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小川の水はグロスメディアムの筆塗で表現しています.

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落とし場の部分です.板の部分はバルサシートでつくりました.

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ひとまず地面が完成しました.この状態で運転盤として楽しめますが,この上に載せるストラクチャーの製作にとりかかりました.

最初のレイアウト:松ヶ崎開発鉄道 [Nスケール]

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シーナリー付きのレイアウトとして初めて完成させたのがこのNスケールレイアウトです.学生時代の作で,おそらく完成したのは1974年ごろ,写真は1975年ごろ友人に屋外で撮ってもらったものです.大学生になってNゲージを始めることになり,やっと念願のレイアウトをつくることになりました.試行錯誤の末,決まったのが80センチx120センチの小さなレイアウトで,ループのほか,end-to-end,リバース線を織り込んだ欲張りなプランです.

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実現したかったのは,こだわりの小電気鉄道だったのですが,当時Nゲージでは適当が製品がありません.日本製品の電車・電機はKATOのEF65/70かモハ101系しかなかった時代でした.そこでミニトリックスやフライシュマンの2軸入替用機関車を電気機関車風に改造し,客車を引かせる編成列車になりました.線路はPECOのフレキシブル, Setrackの228ミリ曲線,バックマンやミニトリックスのポイントを使っています.またヤード部分は砂利バラストまきですが,ループ部分はPECOのスポンジ道床です.

この創作鉄道は松ヶ崎開発鉄道と名づけました.

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ヤードにある機関庫はPECOの単線機関庫の側面を利用して複線に拡幅,屋根はFallerのものを利用しました.将来の架線集電に備えるために多くの部分にVollmerの架線システムを取り付けています.

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シーナリーは発泡スチロールで地形をつくり,グラスマットを敷き詰めて道路や露出部分には紙粘土を使っています.プラスターは使っていません.

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丘の上に続く道路です.ストラクチャの多くはFallerなどの西独製品ですが自作のものもあります.

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山上の終端駅です.ポイントはスプリング式なので,待避線を経由して戻ります.


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フライシュマンの2軸電機がひく編成がループを走行中.ループは山上への分岐があるので上り下りの勾配があります.ループ部分の道床はPECOのスポンジ製です.

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ループから抜けた編成はトンネルを経由して手前のヤードに戻ってきます.


こうして楽しんだレイアウトですが,その後就職で上京し,片づけることになりました.そして切り取られた手前のヤードの部分だけがガラスケースの最下段に収められ,実家に残ることとなりました.


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この写真は今年初頭にとったものでケース最下段に収められたヤード部分が見えます.しかし,さらなる整理が必要となりました.残すほどのものでもないので,処分がきまりました.結局Nスケールのレイアウトはこの一作のみです.レイアウトで用いた車両や自作ストラクチャの一部は残してあるので引き続き述べていきたいと思います.


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